2018年 5月 の投稿一覧

スプラウト栽培

毎年、ベランダ菜園(えりんこ農園)をやっているのだけれど、今年はこんなのもはじめてみました。

 

 

テッテレ~~!!スプラウト栽培セット~!

 

GWくらいに種を巻いて、

 

今ではこんなにわっさー!

 

ヤバい……種蒔きすぎた。

 

1週間~10日くらいで収穫できるくらいに育っていたのだけれど、その収穫自体が面倒になっちゃってここまで放置。

 

サラダと、

 

スープにして美味しく食しました~(*^¬^*)

 

 

 

うん。

美味しく食すことができて良かった。

 

 

 

 

 

あとは、お腹を壊さないかどうかだな。

 

 

 

スプラウト栽培――

種を蒔いたのはつい先日だけれど――

 

 

 

栽培セットと種を買ったのは去年である。

 

 

 

まあ、これまでの経験上、古い種だからといって味が変だとか毒タイプのモンスターに育ったなんてことは無いから、全く心配はしていないのだけれど。

それにしても、植物の生命力には驚かされますね。

 

 

 

ブロッコリースプラウト(種)3袋、キッチンファーム(栽培容器)大1ヶセット

怨霊座敷とお化け屋敷メンタルについて

先日、仕事帰りにホラー友達に誘われて、東京ドームシティのお化け屋敷「怨霊座敷」に行って来ました。

 

 

 

【怨霊座敷はこんなお話だよ】

 

夜雨子は透き通るような白い肌の――

 

ちょい待て……名前が読めん。

「よさめこ」か、人名ぽく「ようこ」か……。

 

小学生低学年で習う漢字でも、「五月雨」とか読み方が難しい漢字ってあるよね。

漢字って面白いよなあ。

漢字の勉強でも始めようかしら。

どうせなら漢検でも受けようかなあ。

漢検準2級は取っていたかな?

3級は取っていたはず。

何か勉強を始めようかなと思うと、資格にも興味を持ってしまう。

サスペンスの「百の資格を持つ女」とか観ていると特に。

おっと、脱線したね。

 

名前の読みを間違えちゃうと失礼だから、ここはニックネームでフランクにいきやしょうか。

君は「よっちゃん」だ。

よっちゃんは……まあ何やかんや色々あって、婚約者とその浮気相手に殺されて、家の床下に埋められちゃったんだって。かわいそす(´・ω・`)

殺人犯二人は、そんな家を捨ててさっさと逃げちゃった。

よっちゃんが床下でおねんねしているなんて誰も知らないから、家は売りに出されちゃう。

しかし、よっちゃんはおねんねなんてしていなかった。

だから、その家に引っ越してきた人たちは口を揃えて言うのです。

 

 

 

 

 

 

 

「何かおるで」

 

 

 

 

 

【お化け屋敷メンタル】

 

昨年のことですが、私にはある目標がありました。

「お化け屋敷で動じないメンタルを手にいれたい!馬鹿よ貴方はのファラオさん(お化け屋敷で全然動じていなかった)みたいになりたい!」

私は普段の言動から、

「えりんこはお化け屋敷とか平気そう。逆にお化けに暴力ふるってそう。ヒドイ!サイテー!」

と、友人の大半からそんな印象を持たれているようですが、それは誤解です。

確かに私は酷い最低な人間ですが、かなりのビビりなのです。

 

お化け屋敷に入ろうものなら、心臓はバックンバックンドドドドドと、激しさだけはロックなビートを刻み、身体の末端はプルプル震えだして感覚を失い、足を踏み出すことすら躊躇してしまう。

 

数年前にUSAの「ホラー界のハリウッドスターたちが集まる愉快なお化け屋敷」に挑戦した時なんか最悪で、怖さをまぎらわすために終始「ズグダンズンブングン……ズグダンズンブングン……」と、当時ハマっていた、はんにゃさんのあのネタをうつむきながら唱え続けていた。

 

さぞ「あの東洋人はクレイジーだ」「ズグダンズンブングンはそういう使い方ではない」と、現地の方々に思われていたことだろう。

 

ずっとうつむいていたから、内装なんかほとんど覚えていない。

始めに私の心を打ち砕いた獣男

チャッキーの箱が積み重ねられているおもちゃ工場だかおもちゃ屋さんのコーナー。

何故かレクター博士の、視覚に訴えかけてくるような地味なコーナー。

最後にレザーフェイスがお肉片手にお見送りしてくれたこと……他にも色々あったはずなのに、それくらいしか覚えていない。

 

唯一の救いは、

「途中でリタイアしちゃったら、絶対に一生後悔する。飛行機嫌いなえりんこが再び渡米することなんかないんだから、二度とチャンスはないよ!」

と、方法はどうあれ、出口までクリアすることができたことである。

ここまでテンションの低いズグダンズンブングンゲームは他にないだろうってくらい、呪詛のような儀式を行う東洋人を不憫に思ったのか、ラストのレザーフェイスも、ガオーと襲ってくることなく大人しく見送ってくれていた。

その姿は親指を立てて「グッドラック」とでも言ってくれているような漢らしい立ち居振舞いだった気がする。(あくまで私の主観です)

今までレザーフェイスめっちゃ怖かったけど、良いヤツだなと見直した瞬間である。

 

そんなビビりな私だが、昨年の修行により、お化け屋敷を克服することができた。

昨年の夏から都内近郊のお化け屋敷巡りをしたのです。

お化け屋敷のついでに、ゲテモノ料理屋さんでゴキブリを食したのも良かったのかもしれない。

(ゴキブリはおいしかった。芋虫はマズかった)

 

ファラオ(さん)になりたい

そう連呼する私に、

「え?エジプト?王様?」と戸惑いつつも、生暖かく付き合ってくれた友人に感謝である。

 

今では「おお……」と多少のビックリはするものの、叫んだり震えたりすることはなく、ほぼほぼ動じなくなった。

ファラオさんになれたよね!

 

 

 

【本題に戻る】

 

話はかなりそれたが、そんな私が訪れた怨霊座敷。

靴を脱いで入場という新しいタイプのお化け屋敷。

 

文字が見切れてしまっている……。

 

入る前に、

 

「床下から声が聞こえる……?京極堂、そんな妖怪はいるのかい?」

「床下?……毛羽毛現(けうけげん)ではないだろうか?」

「しかし、鳥山石燕氏の記述には、毛むくじゃらの妖怪とだけで『床下に住む』なんてアリエッティみたいなことは書いてないぜ」

「では家鳴(やなり)だろうか。家鳴なら縁の下の力持ち的な絵もよく見られる。……いや、しかし家鳴は人の声のような音は出さないな」

 

とか京極堂ごっこをして楽しんだ。

京極堂ごっこをするために、事前にネットで「床下 妖怪」で検索していた私とは違い、すぐに毛羽毛現の名が出てきた友人は、流石だと感心した。

 

で、足元をスースーさせながら入った怨霊座敷――

 

中がわりと明るめだったから、足元も進む方向も見えないわからない!なんてことはなかったので、安心して進めました。

で、感想は……もうね――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひらひらキレイ「あ!これ釘じゃね?」「本当だ!双ちゃんだ!……って、これは釘じゃなくて――アヒャヒャヒャヒャ」これ踏んでも良いの?ひたひた漢字読めないばいんばいんぱふぱふピカチュウぽこぽこ……究極進化からの――

 

と、イベント盛りだくさんでした。

怖さは、前回の理髪店の方が怖かったかな。

でも、楽しかったー!

 

 

 

土足厳禁 ステッカー・シール 10cm×10cm

回転(1961)/想像力はありますか?

映画を観ましたよ記録第3弾。

今回は『回転』です。

 

タイトル以外の情報は全く無い状態での視聴です。

どんなお話なのかなあと、まずは想像。

 

「回転」のホラー……

あれか。

「これからクイズを出題する。制限時間内に解答できなかったら、君が座っている椅子が上下左右に回転しまくるぞ。ヒッヒッヒッ」

という、タイムショック的なお話だろうか?

 

それとも、回るお寿司屋さんで、

「あのサーモン、もう5回くらい通り過ぎたわ。表面カピカピになっているじゃない……」

という、昔の回転寿司にありがちなミイラストーリーだろうか?

 

それとも、夜のハイラル平原でコキリの剣に魔力をチャージして、集まってきた雑魚敵を「でやァァァァッ」と消し去る、リンク氏の回転切りを連発するような無双ストーリーだろうか?

回転切りは雑魚敵だったら一掃できるから、そんなお話だったら死人がたくさん出ちゃうだろうなぁ。

ジェノサイド展開は苦手だなぁ。

 

いやいや、ホラーで「回転」つったら、チェーンソーではないですかい?

きっと、レザーフェイスみたいなキラーが大暴れするゴアゴアスプラッタなお話なのよ!

きっとそうだ。
ミイラはあっても、タイムショックやゼルダの伝説なわけがない。

 

そんな予想をしながら視聴開始。

 

 

 

【あらすじ】

住み込みの家庭教師に採用されたギデンズさん(♀、もうお姉さんとはいえない年齢)は、雇い主の「全ての問題は自分で解決してくれ。絶対に私の手を煩わせてくれるなよ」という、あらゆる権限を与えられているような完全に責任を押し付けられているような言葉に不安を感じながら、田舎のばかでかいお屋敷へ向かう。

お屋敷には、雇い主の姪フローラと甥マイルスと、わずかな使用人たちが暮らしている。

フローラとマイルスの両親は事故で亡くなっちゃったみたい。あらまあ。

だから雇い主の意図は、姪と甥の面倒を見るのも、関わるのも面倒くさい、自分は都会の生活で忙しいのだ!というただそれだけ。

 

お屋敷に到着したギデンズさんは、広大な敷地、お城のようなお屋敷、そして何より美しく純真無垢なフローラとマイルスと出会い「この仕事を引き受けて良かった。フローラとマイルスまじ天使」と心の底から感激する。

 

もう本当に、そこには美しすぎる世界が広がっていて、まるでおとぎ話の世界みたいでギデンズさんが羨ましい。

ギデンズさんも「夢の世界の住人になったみたい。うふふふ」って思っていたに違いない。

 

でも、美しいものだけの世界なんて無いのである。

 

 

 

屋敷で生活するギデンズさんの周りで、不思議なことが起こっていく。

 

・学校の寮生活をしているマイルス(序盤はマイルスくんはお屋敷にはいません)が「戻ってくる」と、フローラが予言する。

・男の幽霊を目撃する。

・男だけじゃなくて、女の幽霊もいた。

 

ギデンズさんが幽霊を見かける度に、その近くで妖しく笑う子どもたちの影。

こうなってくると、子どもたちの美しさが悪魔めいて見えてくる。

 

天使のような子どもたちが抱えた秘密、そして過去にこの――じゃない、屋敷で起こった凄惨な事件を知るにつれ、ギデンズさんは、

「子どもたちは、あの男女の幽霊に取り憑かれているんだわ!私が助けてあげなくちゃ!

と、幽霊退治を開始するのだが――

 

 

 

 

 

【感想】

……と、たまには真面目にあらすじを書いてみましたよと。

本当は、はじめのテンションで、いつもみたいにゲラゲラとホラー映画鑑賞しようと思っていたのだけれど……茶化してはいけない真面目なお話でした。

 

もう、子どもたちが不敏で不敏で……

白黒映画なのですが、お屋敷も風景も本当に美しい。

カラーだったら、さぞ華やかな夢の世界が広がっていたんだろうなぁ。

子どもたちも本当に天使だった。

見た目だけじゃなくて、子どもらしい純粋さだとか時折見せる妖しさだとか、自然に表現できていて、すごいなと思った。

マイルスくんなんて、2回もあんなんよくやってくれたよ。

特に1回目はその辺のドラマの男優よりもお上手に見えました。

年齢のせいもあると思うけれど。

 

 

 

恐怖の対象は何なのか。

子どもたちが秘めたおぞましい過去。

ある一人の女性の思考回路。

 

冒頭で雇い主がギデンズさんに、

「想像力はありますか?」

と尋ねていたのだが、観ている我々にも同じことが問われている。そんな映画でした。

 

 

 

 

 

ところで、この物語は続編の『妖精たちの森』という映画が出ているそうなのです。

時系列でいうと、

『妖精たちの森』→『回転』

という、本作の直前に繋がるお話らしいです。

『妖精たちの森』では、あの兄妹がもっとすごいことをやってくれるみたいです。

観なければ!

 

 

 

吸血鬼ドラキュラ(1958)/吸血鬼って食後に口周りを拭かないのかよ。汚いなあ。

映画を観たよという話です。

 

 

 

 

 

電車のドアによく貼られている某学習塾の広告。

 

塾と何の関係があるのかよくわからないが、ひたすら色んなコスプレ(ヤマトタケルノミコト推しのようだ)をしている人が写っている。

あと、プリン率も多い。

最近ではピコ太郎さんを彷彿させるコスプレもやっていらっしゃった。

どれも面白い表情をしている。

 

初めて見付けたときは、

「くだらんことを……」

と思っていたのだが、何のコスプレをしているのだろうかと、気付くと目で追っていた。

何のコスプレをしているのか横に名前が書いてあるので、ちょっとした図鑑気分で

「こんなマイナーなのもやっちゃうのかww」

と、いつの間にか楽しんでいた。

 

しかし、1つだけ解せない……許せないものがある。

それは、真っ黒なマントを羽織り、ステッキを片手に持ったジェントルマン的な出で立ち。

相変わらずふざけた表情をしている。

その横に書かれた名前は、

ドラキュラ男爵

 

いやいや、ドラキュラは男爵じゃなくて伯爵でしょうよ。

爵位が2つも降格しているではないか。

 

もしかして、オリジナルのキャラクターなのかな?

だったらいちいちケチを付けるのは良くないけれど。

でも、ドラキュラっていったら、伯爵でしょう。

怪物くんのドラキュラでさえ伯爵なのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて……

 

前述なんかほとんど関係ないのだけれど、『吸血鬼ドラキュラ(1958)』を観ました。

ブラム・ストーカー原作です。

 

原作は小学生の頃、学校の図書館にあったものを読んだことがあります。

児童向けに編集されていたので、だいぶ簡略化されていたと思います。

 

当時、

「作者ストーカーだって!ストーカーが書いた本だー!」

と、クラスメイトと茶化して騒いだのは良い思い出です。

子どもって、名前をオモチャにするの大好きですよね。

どうやら私はそういった部分が、あれからたいして変わっていないようですが。

 

小学生の頃に読んだだけなので、どんな物語だったのか記憶は曖昧です。

 

山奥のお城に行って、ドラキュラに会って逃げてきて、仲間と一緒にリターンマッチで万々歳。

 

それくらいの記憶しかないです。

同じシリーズの児童書で『フランケンシュタイン』も読んだのですが、そっちの方は結構記憶に残っているんですよね。

 

「ドラキュラに会って逃げてきて――」

の部分は、その後高校生の頃に観た『吸血鬼ノスフェラトゥ(1922)』のイメージが強いのかもしれないです。

 

 

 

では、簡単なあらすじを。

あらすじと一緒に感想もちょいちょい入れているので、かなり読みづらい文章だと思います。

 

小学生の頃、先生は、

「感想文の『あらすじ』にはまだ感想を書いてはいけないよ。『あらすじ』と『感想』は分けて書くように」

とおっしゃっていましたね。

でも、前にも言いましたが、読書感想文は全てゴーストライターに任せていたえりんこは、そんなことなんか知ったこっちゃないのです。

 

 

 

 

 

【あらすじ】

山奥のお城にやってきたジョナサン。

道程が大変だったことをモノローグでぼやきながら登場する。

馬車に乗せてもらって来たのだが、

「ここから先には行きたくない」

と途中で降ろされてしまったのだ。

目的地を告げずに来たのかよ。

それとも馬主が「○○までしか行かないよ」とか事前に言わなかったのか。

タクシーでもあり得そうな案件なので、知らない土地では目的地をしっかりと言うようにしようと思ったよ。

 

やっとこさジョナサンがお城に着くと、誰もいない。

代りに夕食の準備だけがしてあった。

ドラキュラ伯爵のお手紙付きで。

「わけあってお出迎えできなくてごめんね。夕食を用意しておいたから食べていてね」

ジョナサンは用意された席に着くが、食事には手を付けず、日記を書くために分厚い手帳を広げる。

わざとかと思うほど雑にお皿をどけるので、パンの乗ったお皿が床に落ちてしまう。

パンは丸くて固そうだったので、3秒以内に拾ってフーフーすればセーフっぽい。

ジョナサン!急げ!

早くしないと3秒ルールが……!

と、手に汗握りハラハラしているこちらのことなど気にもせず、ゆったりとした動作でお皿を拾いに行くジョナサン。

そこへ現れた、胸の谷間がよく見える服をお召しになられたおっぱい女。

おっぱい美女だったかどうかは覚えていない。

おっぱい(というか、変な服)に目がいってしまったから。

女の私でもガン見してしまうのに、ジョナサンはおっぱいなどに視線を向けず、澄ました態度である。

これがジェントルマンというものか。

 

おっぱい女もそう思ったのか、ジョナサンにこんなことを言う。

 

「私を助けて。ここに囚われているの」

 

RPG的な展開だか、この女は怪しい。

RPGとかで囚われている女は、もっとガードが堅そうな服を着ている。

あんな、叶姉妹が好んで着そうな服を着ているようなヤツが、この展開で良いヤツなわけがない。

あくまで、この展開での話であって、あんな服を着ている人が「良い人ではない」ということではないよ。

叶姉妹は好きです。エレガントな女性は憧れます。

私とジョナサンが疑いの目を向けていると、おっぱいはすぐに立ち去ってしまう。

城の主、ドラキュラ伯爵が現れたからである。

 

「やあ、よく来たね」

 

ドラキュラ伯爵はジョナサンを彼のお部屋へ案内する。

ジョナサンは住み込みの司書としてドラキュラ伯爵に雇われたらしい。

へー。そんなもん、このお城に必要なのかなあ。

 

住み込みだから、しばらく家族や友人とは会えない。

だからかジョナサンは写真立てを持ってきていた。

これで寂しくないね(^_-)≡★

 

ドラキュラ伯爵「この子だあれ?」

ジョナサン「婚約者っすww」

ドラキュラ伯爵「……チャーミング……いやまじでチャーミングだ」

 

大事なことらしく、二度もチャーミングって言ったよこの人。

ドラキュラ伯爵が部屋から出ていくと、ジョナサンは日記を書き始める。

ジョナサン「司書としてこの城に潜入することができた。しかし私にはやるべきことがある。ドラキュラ伯爵を……あの吸血鬼を葬り去るのだ!ふはははははっ!

その後、我らが吸血鬼ハンター、ヘルシング教授が登場したりするよ。

 

 

 

【以下、ネタバレ含む感想です】

 

 

 

まず、良かったところを簡潔に。

 

・ヘルシング教授がカッコ良かった。

・ドラキュラ伯爵もカッコ良かった。

・吸血鬼に噛まれてしまった女性の診察をしたお医者さんが「私は貧血性の病だと思いますが……他の医者にも見せた方が良いかもしれませんな」と、セカンドオピニオンを勧めていて、良いお医者様だなと思った。

・ヘルシング教授の無能っぷりが面白かった。

・ラストバトル直前、ドラキュラ城へ向かう2つの馬車の被害に遭ったおじさんが面白かった。

 

ヘルシング教授って名前からして、地獄からの使者のように恐ろしい人なのかと思っていた。

吸血鬼を捕まえては、

「お前をこれから料理してやんよ。助けを呼んでも無駄だぜ。ヒッヒッヒッ」

と、ゴアゴアな殺戮を行っているイメージがあった。

 

でも、綴りは「Helsing」で、「hell」なんて入っていない。

細身で物腰の良い紳士でした。

 

でも、ヘルシング教授は、思いのほか無能でした。

アーサーという人の奥さんがドラキュラ伯爵にカミカミされちゃって、

「ドラキュラ伯爵を誘きだそう!奥さんの部屋の窓は2つですね」

と、窓が見えるお外で張り込みをする。

 

しかし、ドラキュラ伯爵は考えます。

 

ドラキュラ伯爵「窓が見張られているなら、ドアから入ればいいじゃない」

 

……もしかすると、そんなこと考えてもいなかったのかもしれません。

 

ドラキュラ伯爵「今夜はドアから入ったろ」

 

翌朝の結果は想像通り。

奥さんは命こそ助かったものの、輸血をしないと危険な状態。

ヘルシング教授、何やってんのよ。

 

それと、最初にドラキュラ城に潜入したジョナサンは、結局首を噛まれてしまうのだけれど……

噛まれた場所がおかしい。

 

普通、首筋に噛みついて血を吸う場合って、こんな感じだよね?

 

 

※本作とは全く関係ないお二人です。

こんな風に、首の生えている角度から垂直に近い位置だよね?

でも、ジョナサンの傷痕はこうでした。

 

 

えっ?

どうやって噛んだの!?

すごくない?

 

だから、ジョナサンをカミカミしたのは、作中に登場した人型の吸血鬼ではなく、別の吸血鬼だと思うのです。

 

えりんこ「真犯人は別にいるのです!裁判長!!少なくとも人型の吸血鬼が、あのような傷痕を残すことはないと思われます!よって、私は被疑者の無罪を主張します!」

検事「意義ありッ!裁判長、えりんこ弁護人は重大な事実を見落としています。……いや、目をそらしていると言った方が正しいのかな?」

えりんこ「何だと!」

検事「まだわからないのかね?……誰がどう考えても、演出上のミスだろう」

えりんこ「馬鹿な!『吸血鬼ドラキュラ』は『ホラー映画史上屈指の傑作』と唱われた作品だぞ!ウィキペディアにもそう書いてあったんだ。
噛む位置が生物の顎では不可能だなんてアホみたいなミスがあるなど――」

検事「はあん。つまり『最高傑作に初歩的なミスなどあってはならない』という個人の願望が、君の説の理由というわけか。裁判長、弁護人は本件に私情を持ち込んでいます。弁護人は明らかに馬鹿です。馬鹿が極まっています!」

えりんこ「ぐぬぬぬ……おのれ……」

検事「このテの作品の粗探しをし、糾弾するなどナンセンスですよ……フッ( ´,_ゝ`)」

 

怒られちゃった。

 

検事「それと、弁護人が提出したイラストですが……。あんなペン入れもしていない落書きをアップするだなんて――
伊藤先生とそのファンの皆さんに謝ってください。とりあえず、謝りなさい」

 

 

 

上手とは言えない落書きを晒して、誠に申し訳ございませんでした。

今度はもっと上手に描きます。

 

 

 

アニメーターが教えるキャラ描画の基本法則

十角館のケーキ

――5月5日

今日は何の日ですか?

 

ゴン=フリークス・ルフィ・石島土門・土方さん・雲雀さん……の誕生日?(ほとんどジャンプじゃんww)

 

……え?

クレヨンしんちゃんのしんちゃんも今日が誕生日なの!?

知らなかった!

 

3日・4日と、双一・新一の誕生日ときたので、5日は何一の誕生日なのかと思っていたのに。

 

 

 

え?

 

こどもの日?

 

 

 

ふーーーーん。

そうだけど……

 

 

 

 

 

今日は中也君の誕生日(『暗黒館の殺人』綾辻行人先生)でしょ!!

 

 

 

……まあいいや。

中也君とは関係ないけれど、原作者繋がりでケーキを作りました。

 

 

十角館ケーキですww

 

『十角館の殺人』(綾辻行人先生)に登場する館の平面図&部屋割りです。

 

綾辻先生の館シリーズが大好きです。

『十角館の殺人』の、あの1行に辿り着いた瞬間から、私も館に囚われてしまいました。

 

ケーキのくせに地味な仕上がりですが、いいのです。

名前のスペルが間違っていないかが心配。。。

十角形の作図のため、10数年ぶりにコンパスを使いました。

 

 

 

作中に登場する、かの建築士が好むような――仕掛け――はありません。

 

秘密の抜け道を造るには修行が足りませんでした。

建築学を勉強して出直してきます。

 

 

 

自己満足シリーズでした。

さあて、玄児さんの誕生日には何を作ろうかなあ。

 

 

 

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)