お化け屋敷

【海の妖女セイレーン】サンシャイン水族館のお化け屋敷

本当に恐ろしいものはセイレーンよりも別にあるんじゃないかと脳裏をよぎる2月某日

池袋サンシャイン水族館の期間限定お化け屋敷に行ってきました。

 

海の妖女セイレーン~生きている恐怖~

 

 

【あらすじ】※しっかりとしたお話は公式サイトで確認してね。

 

サンシャイン水族館が、伝説上の生き物とされていたセイレーン捕獲(しかも、生きた状態)に成功したそうです。

サンシャイン水族館によると「セイレーンは想像以上に恐ろしい生き物だった」とのことで、今回の生態展示の準備中に水族館スタッフが何人も犠牲になっているそうです。

しかし、サンシャイン水族館は生態展示を中止せず「何が起こるかわからないけれど、自分の身は自分で守りながら観賞してね」とのこと。

 

なお、この展示は新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため3月2日(月)を持って中止となった模様。

 

 

 

【感想】

セイレーンにまつわるパネル、文献、ミイラ、絵画(←恐い絵展で展示されていた絵だ!)等の展示物が並んでいて、本当にセイレーンの展示として楽しめました。

今年はヘッドホンによる館内案内も無く、スタッフさんが人数をカウントしており、安心してゆっくりと展示物の見学ができました。

 

※以下、極力ネタバレをしないよう、状況説明は取っ払い、思ったことをただただ垂れ流しているだけなので、

 行ったことがある人には「あのことかな?」

 行ったことがない人には「何のこっちゃ!」 な内容です。(たぶん)

少しのネタバレでも見たくない人はスクロールしちゃダメ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示資料でセイレーンについて学んだ後、いよいよご本人様登場です!

……これがセイレーン?違うんかい……この人、誰?ってか、何?

こんな事態になったのに、水族館のスタッフさんはなぜそんなに落ち着いていられるのか

そして、水槽の巨大タコの大躍動!お化け屋敷よりも荒ぶるタコの方に目が行ってしまったよ。

うちらの箱だけ、スノコ並みに隙間だらけで丸見えじゃん。絶対イケニエじゃん

なのに、絶対に目を合わさないセイレーンさんがすごかった。いや、私たちがステルス発動していたのかもしれない。

そして、箱の後の水族館スタッフさん(男性)の鬼気迫る演技が素晴らしかった!

 

つーか、サンシャイン水族館のスタッフさん、逃がす忘れる作りが甘いとか、アホすぎる……。お化け屋敷の設定上の話です。実際のスタッフさんは案内も演技も素晴らしかったです)

 

 

 

楽しいイベント盛りだくさんの世の中に、早く戻るといいなあ。。。

 

 

 


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【解剖ごっこ~童の不条理な業~】たぶん、今までで一番怖いお化け屋敷だった。

本当に恐ろしいものはお化けよりも別にあるんじゃないかと脳裏をよぎる2月某日

台場怪奇学校の期間限定お化け屋敷に行ってきました。

 

解剖ごっこ~童の不条理な業~

 

これまでのお化け屋敷の中でも1番怖かったです。

真っ暗足元が全然見えず通路さえ見えなかったので、昔のRPGキャラクターみたいに壁に向かって歩き続けてしまいました。

それと、今回は仕掛けを発動する気配を全く感じられない箇所がいくつかあり、何度かビックリしました。

 

 

 

【あらすじ】※しっかりとしたお話は公式サイトで確認してね。

 

トモちゃん「かいぼうがしたい」

橋本先生「今度一緒にやろうね」

 

数か月後。

 

橋本先生「先生のお中には赤ちゃんがいるの」

トモちゃん「かいぼうがしたい」

橋本先生「トモちゃんやめてー!!」

 

トモちゃん「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」「かいぼうがしたい」

 

 

 

【感想】

※極力ネタバレをしないよう、状況説明は取っ払い、思ったことをただただ垂れ流しているだけなので、

 行ったことがある人には「あのことかな?」

 行ったことがない人には「何のこっちゃ!」 な内容です。(たぶん)

少しのネタバレでも見たくない人はスクロールしちゃダメ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トモちゃんのしゃべり方ってさ、クラスにいたら何かこう……面倒くさい感じのタイプの子だよね。事実面倒くさいことやらかしてるし」

「そもそも、学校側の危機管理能力もなっていないよね。あんなやべえ生徒いたらもっと見守り体制というか強化するでしょ」

そんな陰口をしながら進む悪い大人たち

!!!いつもは最後のほうに来るヤツがこんな序盤で……!

え、トモちゃんが殺っちゃったのって、橋本先生だけじゃないの?じゃあこれは何?

足元が全然見えない。前も見えない。日本とそして世界の行く末も見えない。。。うおあぁぁっ!

こっちの道でいいのかな?……ただの壁かい!全然見えない。日本とそして世k・・・

――橋本先生のお中に手を突っ込んで、あるものを取り出してください。

えりんこ「箱の中身はなんでしょな~?」

(手を突っ込む)

……え、なに……これ……。何で橋本先生のお腹の中××××××してるの?

(中身を取り出す)

これって……××の人×の×だよね?

何でこんなもんを……

(言いながら、橋本先生のボトムスで手を拭くえりんこ)

――そんなもの早く捨てて!!

ほえ?……わーー!!

いつもだったら振り返っているのに、なぜか今回は振り返ることができませんでした

 

 

 

トモちゃんのことを「クラスにいたら面倒くさい感じのタイプの子」って言っていたけれど、よくよく考えてみたら、もし当時のえりんこのクラスメイトにいたとしたら、率先して話しかけにいっていた気がする

トモちゃんほどではなかったけれど、類は友を呼ぶというか、何というか……

 

 

 


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東京ドームシティ和ハロウィーン③【ガンガンバトラーズ】

東京ドームシティお化け屋敷第3弾です。
和ハロウィーン スペシャルライド3チケットというアトラクション3回分のチケットを購入した我々は、残りの1枚を何に使うか大いに悩んでいました。

私は絶叫系には乗れないし、他のアトラクションはお子ちゃま向けっぽいし、かといって、お化け屋敷にもう1回入るのは……。

いや、別にいいんだけど……でも立て続けに入るのは、内容覚えているし微妙だよなぁ。

別日だったらまだいいけど。

せっかくなら色んなもの乗りたいし……でもなあ……。

そんな風に逡巡していた私に友人は「ガンガンシューティングは?」と提案してくれました。

ガンガンシューティング(笑)

いかにも、ちんちくりんのお子様ランチなネーミングじゃあないですか。(←失礼)

でも、他に行く所ないし、それでいいや。

近くには最初に入った怨霊の金縛り屋敷もあるし、最悪そっちに行けばいいやと、完全にナメきった態度でアトラクションに向かいました。

ガンガンシューティングは、いくつか種類があって、その中の一つに「襲い来るピエロを倒せ!」という、めちゃくちゃホラーな内容がありました。
「何これ!めっちゃ面白そう!友はどれがいい?ピエロがいいよね!ピエロにしよう!!」

と、180度態度を変えるクソ女。

クソ女はアトラクション案内の映像を見て震え始めました。
「え、これってもしかして室内の絶叫系?」

ビビったクソ女はスタッフさんに尋ねます。
「これって絶叫系ですか?」

「絶叫系とまではいきませんが、映像に合わせて座席が揺れるので、そういった感覚になる可能性はあります」
「私、スターツアーズもやばいんですよ」

「スターツアーズほどでは……」

危うく「じゃあ、昔のミクロアドベンチャーみたいなヤツですか?」と聞きそうになりましたが、たぶん、このスタッフさん世代だとあのミクロアドベンチャーを知らない可能性が高いので、
「やばかったらそれも運命だと諦めます」

と、死んだ目をしたところ、

「もし厳しかったら両手を上げてくれれば止めますので」

と言ってくださいました。

あれだけガンガンシューティング閣下を笑いものにしていた大人が、ガチでビビリ倒している姿はなんと滑稽なことでしょうか。

先に並んでいた、小学生低学年くらいの少年が、

「これ、超恐いヤツだよ(笑)

と、3Dゴーグルを装備しながら話しかけてきました。

このクソガk……お子様に舐められてたまるかと、もうすぐ31歳を迎えようとするいい年をした大人は、平静を装います。
「これ、乗ったことあるの?」

「あるよ!さっきも乗ったんだ」
「へぇー。どうだった?」

「ピエロとかね、ポテトヘッドが出てくるよ!」
「ポテトヘッド?……トイ・ストーリーのあれ?」

これ?

「そう!まず頭をふっ飛ばすんだけど、下だけで襲ってくるからそれも倒さないといけないんだよ」
「へ、へぇー」

「あとね、巨人も出てくるよ!」

これ?

「まじかよ、やべぇな」

「あとねぇ、人は撃っちゃいけないんだよ。撃つとポイント減っちゃうから!」

ポイント云々以前に人は撃っちゃダメです
「そうなんだ。さっきは何点だったの?」

「俺?8万点くらい」
「そう……(じゃあ是が非でもその点数は越えてやらんとな!!)」

何やかんやで私たちがお化け屋敷に行って来たという話になり、

「両方行ったの?次、一緒に行こうよ!」

ナンパされました。なんて末恐ろしい少年でしょう。
「もうチケット無いから行けないよ」

「じゃあ、お化け屋敷どんな内容だったか教えてよ」

少年に話しかけられまくり、当然のように私の隣に座る少年。

話はかなり脱線しますが、東京ドームシティのお化け屋敷へ行く前に、実は別の施設にも行っていました。

その場所とは、相席カフェ。

お化け屋敷の深夜巡回が16時からだったので、それまでの時間どこへ行くか、ギリギリまで次郎ラーメンの総本山と悩んだのですが、

「ニンニク食べて、お化け屋敷入るのは……」

ということで、相席カフェになりました。

「女性はただで飲み食いできる」と聞いていたので、私のような卑しいニンゲンが集まって激混みすると思い、開店時間と同時に突撃したのですが、ガラガラでした

店員さんに話を聞くと、15時くらいから人が集まってくるとのこと。

どうやら私のような卑しいニンゲンは世の中そんなに多くないみたいです。

まあいいや、女二人でドリンクバーを満喫しようぜ!とサイゼリヤのように居座って、結局現れた男性は1組だけでした。

私の力不足もあり、たいして盛り上がらずにその場は終了しました。

話を戻します。

何が言いたかったかというと、変にその場を盛り上げようとか意識した大人よりも、純粋に相手に興味を持てる子どもの方が、何倍もコミュニケーション能力に長けていたということです。

正直、相席カフェの1組よりも、この少年との会話の方がめちゃくちゃ盛り上がっていました。

まさかこんなところで学べることがあるとは思いもしませんでした。

子どもすげー。

「練習の時間がちょっとあって、その後ピエロが出てくるんだよ」
「おい、もうすぐ始まるから静かに」

「人は撃っちゃダメだよ」
「黙れ」

「出てきたー!」
「SHIーーッ!!」

子どもを静かにさせるには、言葉よりも「しー」の方が効果があることがわかりました。

(ちなみに、少年の保護者はアトラクション入り口付近のベンチにいたようです)

……これでようやく本気が出せる。

今こそ修行の成果を見せる時!

新一君風に言うと、
「ガキの頃、ばーちゃんち(の近くのゲーセンのシューティングゲーム)で修行したんだ」

です。

おりゃああああああああっ!!

座席の揺れとかビビッていましたが、ガタガタ揺れるくらいで、タマヒュンほどの感覚は無かったです。

……マジでポテトヘッド出てきやがった!

ああ……ほんまに巨人や……。

少年の言っていた通りでした。

彼の伝える能力には脱帽です。

そして、両腕が疲れるくらい本気を出した私の点数は、13万台

私の戦闘力は13万です。

そして参加者(4人)の順位も発表されます。

もちろん、私が1位です。

「私が1位なのよっ!」

と、ドヤ顔をキめる地獄のエリンコ

さて、ゲームも終わったし、この後少年に「お化け屋敷の話聞かせてよ」とかまた付きまとわれることになるのね、やれやれだわ。

なんて考えていたら、少年はさっさとお母さんの元へ走り去っていきました。

(゚Д゚;)……弄ばれた。……あんな子どもに。

東京ドームシティ内のサーティワンでいただいたハロウィン限定アイス。

かぼちゃ猫のクッキーが可愛い。

誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール 【会話がとぎれない!話し方シリーズ】

東京ドームシティ和ハロウィーン②【お化け屋敷の深夜巡回】

東京ドームシティのお化け屋敷レポート第2弾は、お化け屋敷の深夜巡回です。

日中は怨霊座敷が絶賛開催中ですが、期間内の16時以降は特別イベントに変わります。

【あらすじ】

警備員がこのお化け屋敷の巡回に行ったっきり帰ってこないから、ちょっと見てきてくれない?

「うぃーす」

【感想】
※極力ネタバレをしないよう、状況説明は取っ払い、思ったことをただただ垂れ流しているだけなので、
 行ったことがある人には「あのことかな?」
 行ったことがない人には「何のこっちゃ!」 な内容です。(たぶん)

少しのネタバレでも見たくない人はスクロールしちゃダメ!!

まじかよ。支給された懐中電灯、全然明るくないんだけど。

豆電球レベル

お化け屋敷内を照らしても、一点しか照らせない。

本当もうのレベルですよ。

施設内は完全に真っ暗で、通常展示の方がいかに明るかったか、歩きやすかったかがよくわかる。

順路を示す矢印が定期的にあるので、何となく判断はできるけど、基本真っ暗なので、あやうく押入れに入ってしまう所だった。

だから、お客さんを驚かせるためのお化けを模した人形なんかを、フッと照らしてしまうと、マジでびびる

おいおい、通常のお化け屋敷なんかよりもこっちの方が断然恐いじゃないか。

ここ数年、お化け屋敷でビビリ声をあげなかった私が、久々に「うおおっ!」ってハシタナイ声を出しちゃったよ。

それも、ギミックが作動したとかじゃなくて、ただ設置してあるだけのお化けの人形に。

すげぇな、おい。

おっと、いけない。

今はこの状況を楽しんでいる場合じゃなかった。

同僚の警備員を探さないといけないんだった。

っていうか、アイツを探すんなら、こんな罰ゲームみたいな方法をしなくても、全ての電気を点けて監視カメラで探せば一発じゃんか。

主任め、さては「勤務中に、片道数十分かけてラーメン屋さんに行ったこと」に気付きやがったな。

それにしても、アイツは一体どこにいるんだろうか。

先へ進んでも、人形・人形・人形・人形・たまにナニカしかいないじゃないか。

声が聞こえたような気がしてその方向を見たけど、何も見えない。

一緒に捜索していた相棒は何かを見たらしいが。
何故かそうしなければならない気がして、相棒と前後を入れ替えて再捜索。

あいかわらず感の鋭い相棒は何かの存在を察知し始めたようで、

「前後入れ替えた意味ってあるのー?」

とぼやいていたが、

「さっき、そっち側が面白いことになったから、今度はこっち側が面白いことになるんだよ」

オラ、ワクワクしてきたぞ!

……あ、やべえ、先に捜索に入った別の警備員さんに追いついちゃった。

でも、以前来た時のような大渋滞にはなっていなかったので、許容範囲。

前の警備員さんの気配が遠くなるまで、扉の前でちょっとだけ待機。

その場所が、何かが飛び出してきてすぐに引っ込んだ場所だったので、ちょっと気まずい空気になる2人(もしかすると+もう1人)

そして、何やかんや色々あって、ようやく探していた人物と対峙する。

警備員さん……どうしてこんなことに……くっ、誰がこんな酷いことを……

え「また、お前か……」

友「小林幸子みたい」

兎にも角にも、警備員さんを見付けることができてよかった。

これで我々の任務も完了ですな。

記念撮影をしていた前の警備員さんたちの横を通り過ぎ、出口を探すえりんこ。

……出口が無い。

そんなわけがない。

……あった。……開かない!!

いや、そんな、馬鹿な……。

(たぶん、同じようにパニックになったひとは多かったと思います。

あれはあれで楽しかったので、あのままの方がいいと思います)

東京ドームシティ内に、こんな可愛い馬と牛がいました。
※乗ったらダメです。これは人間が乗る乗り物ではないです。

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東京ドームシティ和ハロウィーン①【怨霊の金縛り屋敷】

心霊ドラマを観ていた時のこと。

孫の目の前に、ばーさんの霊がおどろおどろしく現れるシーンを見たうちの母が、

「どうして自分の孫や子供が怖がるようなことをするんだろうね。不思議(´・ω・`)」

と首をかしげていたので、ハイテンションで、

 

 

 

「サプラーイズ!!」

 

 

 

と言って全てを台無しにしてゴメンナサイ。

「サプラーイズ!!」と、心霊現象が起こる度に連呼してゴメンナサイ。

何か、ハンバーグ師匠に似ていたらしくてゴメンナサイ。

 

何か変だな、恐いな、不思議だなって事が起こったら、

 

「サプラーイズ!!」

 

と叫びましょう。

マイナスな雰囲気が一気にハピネスセレブレイションな雰囲気に早変わりしますぞ。

 

こんな迷惑行為を日々繰り返す私ですが、お外では人様の邪魔をするような行為は意識して控えているんですよ。

 

公共の場では不必要に大騒ぎしませんし、

お化け屋敷では、前後のグループの邪魔にならないよう、叫び声は上げずに友人とボソボソ小声で会話します。

こういう場面では、修行も兼ねてオーラを消すが非常に有効です。

何故か人ならざる者たちには看破されてしまいますが、前を歩く常人グループにはギリギリまで存在を消すことができるので、すぐ後ろまで近付いてお化け屋敷のスタッフごっこができます。

 

最近、お化け屋敷内で「前の人たち、もう次の部屋に進んだかなぁ?まだかなぁ?もういいかい?が口癖になりつつあるえりんこです。

 

 

 

そんなえりんこでも、誰一人迷惑をかけることなく楽しめるお化け屋敷があります。

 

VRです。(ようやく本題)

 

 

2019年10月4日(金)~11月17日(日)まで、東京ドームシティで和ハロウィーンというイベントが開催中です。

期間内は、「怨霊の金縛り屋敷」「お化け屋敷の深夜巡回」という2種類のお化け屋敷が開催中です。

両方とも面白かったので、お時間のある方は是非遊びに行ってみてください。

期間内にブログ更新できた……(感!)

 

そんな和ハロウィーンの体験レポートを3回に分けて投稿します。

 

 

 

怨霊の金縛り屋敷

 

こちらはVRのお化け屋敷です。

ただのVRではなく、横になってお布団をかけた状態で楽しむという新しい趣向のVRです。

 

 

 

【あらすじ】※しっかりとしたお話は公式サイトで確認してね。

 

 

 

「見たら死ぬ」

 

そんな曰く憑きの人形があるらしい。

見ただけで死ぬとかすげぇな、おい。

まぬけな感想を浮かべるアナタに、係りのお姉さんは残酷な宣告をする。

「アナタはその呪いの人形を見てしまいました。呪いを解くための儀式が必要です」

え、まじかよ。いつの間に……?

自身でも気付かぬうちに、とんでもないことに巻き込まれてしまったアナタ。

嘘だろ……こないだハロウィンジャンボ買ったばっかりなのに……。

自身の軽率な行動を後悔し、放心状態のアナタは、お姉さんにその扉の向こうへと案内される。

「こちらがその呪いの人形です」

ほうほう、これが……って、1人ハゲとるやないか!!

「はい、呪いの人形、見ちゃいましたねー

……へ?

「あーあ、こりゃアカンわ。もうこうなったら呪いを解くための儀式やらんと死ぬわ。あーあー」

え、ちょっと待ってよ……

「はい、こちらのお部屋に入ってくださーい。ご新規様1名入りまーす」

お姉さんに誘導されるまま専用のベッドに横になり、布団をかけるアナタ。

 

アナタの恐怖はまだ始まったばかりである――

 

 

 

【感想】

※極力ネタバレをしないよう、状況説明は取っ払い、思ったことをただただ垂れ流しているだけなので、

 行ったことがある人には「あのことかな?」

 行ったことがない人には「何のこっちゃ!」 な内容です。(たぶん)

 

少しのネタバレでも見たくない人はスクロールしちゃダメ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「絶対に声を出してはいけない24時の始まりじゃ。ヒッヒッヒッ」

なんか、大変なことになっちゃったけど、リラックスした状態(寝た状態)で楽しめるお化け屋敷っていいなぁ。

人の家の天井付近にかかっている、たぶんその家の当主っぽい人の写真って、見ちゃうよね。

……やべぇ、暗いし横になってるし、眠くなってきた。

バチコーンッ!!

ぎゃああああ!何てことしやがる……それをぶっ壊したのは私じゃありません!!朝になって、この家のばーさんになんて説明したらいいんだよ。おばけがやったなんて説明信じてもらえるかなぁ。ふざけんなよ……。

ちょっとまて……今もなおブラウン管だと?

……あれ、お部屋の襖、少し開いてね?ババアしっかり閉めとけよ……。

「――しましょうか?」

あ、大事な所聞こえなかった。(後から友人に聞いたら、友人も聞き取れなかったらしい)

何だ?この状態(寝ている×お姉さん×あの位置)から推察するに――「マッサージしましょうか?」か?ろしい宿だ。

しかも3人も。近い。サービスやばい。翌朝の請求金額が超恐い。右のお姉さんが、目がパッチリしていて可愛い。

すごくスースーする。

ハハッ、くすぐったいじゃないか

おいおい、そんな物アレしたら危ないじゃないか。え、ちょっ、おま……

ぎゃああああ!違うんです!あの女が勝手にやったんです!私じゃない!それでも私はやっていない!!

あれ?最初に破壊された右側のあれが、いつの間にか直ってる。よかった。

ババーーンッ!!……えりんこ、アウト――

クソババアめ……。

 

ふう、中々楽しい時間でしたわね。

「ヘッドフォンはそっちに、ゴーグルはあっちにかけてください」

へいへい。

「ヘッドフォンはそっちに、ゴーグルはあっちにしっかりかかっているかもう一度確認してください」

つっても私が来た時、両方ともあっちにかかっていたからな。

隣の分も確認したろ。

……あ。やっちまった。

私は毎回毎回、こういう大事な場面でなんでこうなんだろう。

よけいなことをするから、まったくもう。

……もういいよ、私の事なんか放っておいてよ。

でも、きっとあなたは私の事を気にかけてくれるだろうから、精一杯の変顔でスタンバイしていよう。

あなたは笑ってくれるかな?

……そうよね、こんな面倒臭い女よりも、別の女の方がいいわよね。

もういいわ。私は帰る。

まだ寝起きだから、あなたが何をしようと、誰が何と言おうと、ゆっくり身支度して、ゆっくり歩いて私は帰る。

 

あー、面白かった!

 

 

 

 

 

イベント期間は、タイミングが合えばドームシティ内でおばけさんと記念撮影ができるぞ!

 

 

 

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東京お化け屋敷巡り②東京ドームシティ【怨み針の女】「兄…貴!!」

東京タワーと同じ日に行ったお化け屋敷の話です。

 

東京ドームシティでは、昨年から「怨霊座敷」というお化け屋敷をやっているのですが、2019年の夏期限定で、今だけ内容がちょっと変わった仕様になっています。

 

「怨み針の女」

 

通常時の夜雨子さんの悲劇とは設定がちょっと変わっているっぽいです。

こちらも、日中のノーマルモードと、夕方以降のハードモードが用意されています。

 

今回はハードモードのみ行きました。

 

 

 

【あらすじ】

※正しいストーリーは公式サイトで確認してね。

 

ここは夜雨子(ようこ)という既婚女性が住むおうち。

浮気夫(サイテー)のせいで夜雨子は病に倒れてしまう。

二人の悪行はそれで終わらず、寝ている夜雨子の前で、二人は夜雨子の顔写真に針を刺しますーーって、……はい?しょーもな……

ぼく子どもだから意味がよくわかんないや(*^¬^*)

 

そんなことを毎日毎日繰り返されて、夜雨子は疲弊して亡くなってしまうーーって、……はい?何で?

わたし大人だけど意味がよくわかんないや(*^¬^*)

 

クズ二人は死体を床下に埋めて、家を出て行きました

今回は病死なんだから、わざわざ死体遺棄なんて犯罪しなくてもいいのにね。

 

その後、とある夫婦がその家に引っ越してきました。

妻(布美子)は女の声を聞くようになります。

「あいつに私と同じ苦しみをーーさあ針を刺せ」

 

ある夜、布団に入った夫は悲鳴をあげます。

なんと、枕の中に大量の針が仕込まれていたのです。やべー。

次の瞬間、針を持った布美子が覆い被さってきましたとさ、ちゃんちゃん

 

 

「同じ苦しみを」って言っていたけど、夜雨子さんがいつ針を刺されたのかはわかりませんが、感受性が豊かだったんでしょうね。

 

 

 

お化け屋敷に入る前に、友人に尋ねました。

 

 

「ねーねー、こんな感じで顔面針だらけのヤツが出てくるホラー映画あったよね?何だっけ?」

 

後から調べて、私の頭に浮かんでいた映画は『ヘルレイザー』だとわかったのですが、友人はこう言いました。

 

友「わかんなーい。顔面針まみれって、HUNTER×HUNTERのギタラクルしか出てこなーい!」

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

これが……

これ。

 

 

 

何ということでしょう。

 

もはや、この後お化け屋敷内で何を見ても、ギタラクルにしか見えない→爆笑というコンボ発動の呪いがかけられてしまいました。

というか、HUNTER×HUNTER大好きなのにギタラクルが出てこなかった自分が情けないです。

家に帰ってからHUNTER×HUNTER全巻読み直したのは言うまでもありません。

 

 

 

 

ギタラクル……( ´,_ゝ`)

 

そんな呪いがかけられ歪んだ私の感想ですが……

今回ばかりはちょっと怒っています。

 

 

【感想】

「せーのっ!ただーいまー!」

すげえ!こっちのギタラクルさんちはハイテクだ!モノホンのギタラクルさんちの扉はアホみたいに重いのに!

ええええ!あの写真撮影ってこういうことだったの!?すごいいーー!

「えりんこだけズルいー!私の写真はー?」

あ、ギタラクルさんだ。こっちにもギタラクルさん。やっぱりギタラクルさんだ!

ギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルギタラクルーー

そして扉を開くと……あ、前の人がいた。つまってる。

前の人「後ろから何か来たー!ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

何かとは失礼な!

「えりんこお化けだと思われてる( ´,_ゝ`)」

一度扉を閉めて、前の人の気配が消えるまで待機。

そして進んで……あ、また追い付いちゃった。

すると、我々の後ろのグループも追い付いちゃった。

「ごめんなさい。ちょっと渋滞してます」

何で私が謝らなきゃいけないの?

その後も何度もそういうことが起こり、極めつけは四つん這いゾーン

四つん這いになって進まなければならない場所があり、もちろん大渋滞

知らん人のケツを見て進むのは嫌だったので、前の人が最初のコーナーから見切れるのを待っていると、

放送「とまらないでください」

(# ゜Д゜)アアンッ?

いや、ね……?

すぐ後ろついて行ったら、ギミックとか見えちゃうじゃん。わかっちゃうじゃん。

現に見えちゃってるんですよ。

「あの人、来る人来る人一人ずつにあんなことして、高速で出たり入ったりして大変だな。後ろから見ていて、もはやギャグだなっていう箇所があったんですよ。

「集団で進んでも問題ないです」「ビックリさせられます」っていうお化け屋敷だったらいいですよ。そういうお化け屋敷もありましたよ。(USA)

でも、ここはそうじゃないじゃん!

せっかく計算されて作られたお化け屋敷パァじゃん。

お化け屋敷はグループ間の間隔を考えて入れてほしいです。

でないと「ギタラクルとか言って爆笑している奴らが前にいるんだけど」って、私たちの後ろの人たちが雰囲気ぶち壊されて可哀想なことになります。

(大声は出していません。声は極力堪えています)

今回「枕の下から写真をパクってくる」というミッションがあったのですが、枕の下から大量の写真が溢れ出ていたのは、

「うん、この後も人来るもんね……」

って、物語の世界観から離れて、お化け屋敷に入った者たちの1人、この後もお客さんが控えていますよって現実が見えて、いただけなかったです。

 

というわけなので、お化け屋敷の作りがどうのこうのっていう以前の感想が大部分です。

去年と一昨年はここまで酷くはなかったんだけどなぁ。

つまることはあっても、ここまで大渋滞じゃなかったし、注意もされなかった。

ぷりぷり!

 

 

 


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東京お化け屋敷巡り①東京タワー【老婆の呪面】

今年も行って来ましたよ、お化け屋敷

 

東京タワーとドームシティの2ヶ所に行って来ましたので、分けて投稿します。

まずは東京タワーのお化け屋敷の方から。

 

 

 

 

【あらすじ】

※正しいストーリーは公式サイトで確認してね。

 

昔々、あるところに、ばーさんと孫がいました。

婆「テキサスチェーンソーやったるわい」

孫「お顔ちょうだい

そして、そんなこんなで作られた人皮マスクは、現在東京タワーの地下に展示されている。

このマスクを装着すると、素材となったの持ち主が見た最期の記憶を見ることができるそうな。

人の不幸をコレクションしている、どこかのじーさんが欲しがりそうだ(元ネタわかる人いるかな?)

 

 

 

 

 

【感想】

今年の東京タワーお化け屋敷は、VRを導入してパワーアップしました。

VRのお化け屋敷とか、絶対人さばくの遅いじゃん。激混みじゃん。開場と同時に行こー。

と、早めに行ったのですが、VRは席に座った状態6人同時に行っていたので、そこまで混まないかなーって感じです。(開場早々に行ったので、混み具合がわからない)

VRが終わると、歩くタイプのお化け屋敷が待っています。

一度に二種類楽しめるなんてお得ですね。

 

 

 

で、恒例の「極力ネタバレを控えた『あくまで個人の感想です』な当人にしかわからないであろう意味不明なお化け屋敷レポート」でございます。

 

【VR】

うわああああ!みんな、そんな寝方してたら首痛くなっちゃうよ!誰か、誰か助けてあげてーー!

グツグツグツグツ……

VS

……は?くっそ弱すぎだろ。

おい、そんなもの持って後ろに立つな。……え、いつの間にそっち行ったの?テレポーテーション?すご

グツグツグツグツ……

そういえば、鍋の中身は何でしょなー?……見えん。

あ、黄泉返った。けど、相変わらず……。コイツ何なん?

ちょ!近い!近いよ!このままだとババアに唇奪われる!私たちまだそんな関係じゃないでしょ?嫌だ!寄るな!チェンジだ!……いや、チェンジっつったけど、お前も嫌だ

もう、こうなりゃ仕方がない。おりゃー!(初めてお化け屋敷で手を出しました)

くっ!私の右フックが当たらない!敵はすぐそこにいるのに!!

うわああああぁぁんっ!!

 

 

 

【お化け屋敷】

「ようやく二人きりになれたわね」

友「あ、

居た。そのままスルー。

 

おおー、3分クッキングだ。こういう所で××××するのは、レザーフェイスっていうよりも、エド・ゲインぽい。

お化け屋敷の内装が、本当の家のお部屋の一室みたいになっていると、お友達のお家に初めて遊びに行く時みたいにドキドキそわそわテンション上がりますよね。

 

「おお、出た!また出た!」

友「何人でやってるんだろうね?」

「裏で繋がってて一人で頑張ってるんじゃない?」

友「忙しいねぇ」

「ごくろうさんなことだねぇ」

 

友「あはははははははっ」

「うふふふふふふふっ」

 

 

 

お化け屋敷を出ると、こんなアイテムが置いてあって、記念撮影ができます。

 

 

 

 

 

そういや、あの「お顔ちょーだい」ってワガママ言ってた子どもは結局何だったんだ?

 

 

 


異常快楽殺人 (角川ホラー文庫)

【CORRIDOR】VRのお化け屋敷

早く夏にならないかなー。

お化け屋敷の新作、はよ出ないかなー。

どこかにお化け屋敷ないかなー?

 

VRのお化け屋敷渋谷にあるらしい。

そんな話を友人からもらい、さっそく行って来ました。

 

魔法じかけのVRテーマパークTYFFONIUM(ティフォニウム)――

ホームページを拝見すると、未来の施設みたいなオシャレな空間っぽかったので、そんな場所を探して渋谷をウロウロしていたのですが見当たらず。

ようやくTIFFONIUMの名前を見つけたのは、渋谷の街中の雑居ビルでした。

最近はパッと見、何の変哲も無い建物の中がどえらいことになっているってお店多いですよね。大好物です。

 

何分……何十分待ちかなぁ。

期待と不安を胸に、エレベーターで受付階へ向かい、扉が開くと……全然ニンゲンがいない。

受付の係の人はいるんだけど、お客さんが全然いない

今日は土曜日よ?

いつも期間限定や新作のお化け屋敷ばかり行っていたので、お化け屋敷というものは混み混みしていると思っていました。

これから入るお化け屋敷よりも、お客さんが全然いない事の方が恐かった

お化け屋敷はともかくVRって、パリピやらリア充やらがこぞって押し寄せているイメージがあったから、ビックリしました。

 

受付を済ませて、荷物をロッカーに預けて案内されたお部屋は、貸し店舗の内見かってくらい何にも無い広いお部屋

そんなお部屋の真ん中に、二人分のVR装備が置かれていた。

機材がつまったリュック・ゴーグル・ヘッドホンを手際よく装着してもらう。

 

さて、そんなVRお化け屋敷の様子はというと……

 

ゴーグルを通して広がる世界は、古びた洋館の廊下。

石の壁の作りだとか、窓を打つ雨だとか、綺麗なんだけど綺麗過ぎる

どうしてもCG感は残ってしまうので、現実のお化け屋敷の様なリアル感だとか、肌で感じるような何かの気配とかは私は感じませんでした。

現実のお化け屋敷だと、

「あそこの暗闇の奥に何かが潜んでいるんじゃないか?」

というドキドキがあるのですが、VRだと見えているものが全てなので、何かが飛び出してきたとしても映画とかゲームと同じような映像レベルの恐さです。

確かにリアル感はそんなに無いけれど、VRだからこその味わいもありました。

目の前に広がる世界は、まんまゲームの世界なんです!

CG感がある=ゲームの世界です。

全体的な雰囲気がバイオとかサイレントヒルっぽくて、あんな世界に足を踏み入れてしまったような感覚です。

誰しも一度はゲームの世界に入ってみたいと思いますよね!?思え!

まじであれですわ。

 

ゲームだと主人公は大抵ライフルだとかナイフだとか火かき棒(ネイルハンマーでも可)だとかを装備していますが、私が装備している物はと言うと、友人と離れ離れにならないようにお互いにぎにぎしているリングと、魔法のランタン

ランタンは、

「怪しい場所があったら照らしてみてください。……何がが起こるかもしれません

とか言われたもんだから、あらゆる所を照らしていました。

特に照らしていたのは、飛び出てきたクリーチャー

「おうおう、何だコノヤロー」

とか言いながらクリーチャーに頻繁に腕を伸ばす私

現実のお化け屋敷だったら「お触り禁止!ここはそういうお店ではありません!」って怒られちゃうけど、クリーチャーの頭部をランタンが貫通しても、大丈夫だった。優しい世界。

 

もうね、これまでのお化け屋敷の中で1番安心感がありました

いつものお化け屋敷だと、心配だらけなんですよね。

  • 内装を観察しすぎて「立ち止まるんじゃねえ。はよ進め」って怒られるんじゃないか心配
  • 足元が見えないから何かにつまずくんじゃないか、転ぶんじゃないか心配
  • ルートを間違えるんじゃないか心配(過去に2回くらい、裏方の物置部屋みたいな部屋の扉を開けてしまった)
  • 一緒にいる友人やナニカを踏んづけてしまったり体当たりしてしまわないか心配
  • 電源をオフっているスマホが何かの拍子で鳴り出すんじゃないか心配
  • お化けさんの頑張りを無にする態度をとっているので、お化けさんが嫌な思いをしていないか心配
  • 恐くてウンコ漏らさないか心配(お化け屋敷への挨拶のように、友人に毎回言っている気がする……)

とかとか心配だらけなんですが、VRの場合ほぼ全て解消されていました

  • 事前に20分以内にゴールまで辿り着けなかったらゲームオーバーと言われているので、時間内であれば観察し放題
  • 段差も何も無い広いお部屋にいるということがわかっている
  • ルートは足元のキラキラ(オシャレ!)でわかる
  • 荷物は全てロッカーなので、泥棒の心配だけ
  • 全て映像なので、誰かを傷付ける心配がない!
  • しまった!またトイレに行くの忘れた!

 

絶対的な安心感がはんぱない。

 

ただ、ヘッドホンも着けているので、友人との連携が取りづらかったです。

「友よ、聞こえるー?進んでよいー?」

とか、デカい声で会話する様はかなりまぬけだったであろう。

「きっと、私たちの様子は、さっきVRを装着してくれた人たちに監視されているんだろうなあ」

とか、時折我に返ったりしたのですが、相変わらず今回もいつもの調子で色々と感想を漏らしていました

「おおー!」とか「すげー!」とか、馬鹿の一つ覚えみたいなセリフが多かった

 

 

 

そんなCORRIDOR「極力ネタバレを控えた『あくまで個人の感想です』な当人にしかわからないであろう意味不明なお化け屋敷レポート」は……

 

お屋敷じゃー!すげー!綺麗ぃぃぃ!

お、おまいはサイレントヒルの……くらえランタン!

壁からどーん!めりめりぐちゃぐちゃくぱぁ

「ぶーん」ギャアアァァッ!

デカいのキターー(゚∀゚)ーー!おかし(押さない駆けない死なない)を遵守して逃げろー!

とかとか。

 

途中からお化け屋敷というよりもRPG感が増していました

ルート通りに進んで行き止まりになっちゃって、ランタンをぶんぶん振り回して後ろを振り返ってみたら、中ボスがこちらに向かって頑張っている姿が見えて「おまい、来てたんか……気付かなくてスマン」って少しだけ悲しんだり、

借金取りみたいな人が捕獲される様をゲラゲラ笑ったり、

進撃の巨人展開に突入して「背中の重い装備は新種の立体機動装置だったのね!」って興奮したり……

 

楽しかったです!

 

 

 

そして最後に流れたエンドロールを見て、私は恐ろしい事実に気付くのだった

 

え「友よ……エンドロールの文字、めっちゃピンボケしてたんだけど……」

友「え?ハッキリ読めなかった?」

え「……なあ、内装とかクリーチャーとか、全体的にピンボケしてたよね?

してないよ……」

 

……最初の装備直後にスタッフさんが、装備具合とか色々と確認してくれるので、「VRの映像はこんなもんか」とか決して思わず、変だなと思うことがあれば、すぐに伝えましょう

 

以上です。

 

 

 


本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

居酒屋遊麗/棺桶に入って遊べる幽霊居酒屋さん

ハロウィンを過ぎたあたりから、世の中のホラー要素が急激に少なくなっていませんか?

 

……足りない。

 

……ああ、足りない。

 

 

 

街の装飾とかイベントとか、10月並に闇の眷族に活躍してほしいものです。

幽遊白書左京さんも、色んな妖怪が人間界に自由に行き来できたら、

「この世の中、もっと混沌として面白くなりますよ」

って言っていたし。

あーあ、境界トンネルを開けられるくらいのお金があればなー。

それには暗黒武術大会2回以上優勝しないといけない。

修行しないと!

最近寒くて必要以上にお外に出たくないから、春になったら修行しよー。

暖かいお部屋でホラーな面白いことないかなぁ?

 

…………。

 

 

 

ということで、吉祥寺駅から徒歩2~3分くらいの場所にある居酒屋遊麗さんへ行って来ました。

こちらは幽霊をコンセプトにした居酒屋さんです。

 

 

入口から席までの移動あたりが、特にお化け屋敷感が強いです。

基本的にはギャグ要素が濃いので、私も友人も「おおー!」と大はしゃぎしていたのですが、お化け屋敷が苦手な方は厳しいかもしれないです。

(席に着いてしまえばそれほど怖くはないので、入店時に一番後ろを歩けば大丈夫かも)

 

店内はスモークが焚かれていて、居心地のよい薄暗さです。

店内はあの世なので、幽霊の店員さん(可愛い・丁寧・可愛い)から、お客さんはみんな仏様と呼ばれます。

あの世に到着したばかりの上に、夏場に蚊とかの虫さんをジェノサイドしたことのある地獄行きがほぼ確の私なんぞが仏様と呼ばれるなんて、おそれ多いことでございます。

 

席に通されると、幽霊さんからあの世のルールを教えてもらいます。

幽霊さんを呼ぶ時は、カウンター席正面の障子を少し開けて、

 

 

カウンターに置かれた手首を隙間に差し入れて、おりんを鳴らします。

 

 

鈴棒は髑髏の中にあります。

 

 

 

そんなこんなであの世(店内)の様子やあの世メニューを見て楽しんでいると、お料理が運ばれてきました。

私たちが頼んだのは、幽霊界コース

 

 

 

 

 

南無ルとロシアンルーレットのちくわは写真を撮り忘れました。

 

あと、これ。

 

 

コースに入っていた名物♪スペアリブの火葬焼きです。

炎を喰ったわけではないです。

火葬後がこちら。

 

 

あと、追加メニューの目玉

 

 

この目玉(クリームチーズ)、ベリーソースとめっちゃ合っていて美味しかったです。

目玉の中に埋め込まれていた××××の食感も最高でした。

 

 

 

そしてメインイベントのリアル棺桶体験

死装束をお借りして、店内中央に設置された棺桶に入ってお写真を撮ることができます。

 

足元にこんなやつ

 

 

が、下から覗いていたので、

「てめコラ!三十路のオパンティ覗いてんじゃねぇぞ。生き返らせんぞ!!

と、声を荒げそうになりましたが、コイツを生き返らせるためにドラゴンボールを集めに行っている場合ではありません。

 

「棺桶に入る時の必須アイテム持ってきましたー!!」

 

脱脂綿を取り出し、鼻につめる私。

 

ほら、何かが漏れだすとマズイじゃん。

 

「脱脂綿をご用意された仏様は初めてです」

店員さんはそう言っていた。

表情は暗かったのでよくわからなかった。

でもね、確かに実際に用意したのは私だけど、棺桶に入れるという話をしたときに、

「脱脂綿つめないとね!」

ってはじめに言ったのは友人だから。

天才だと思う。

友人の発想力を誉めた上で、私の行動力を誉めていただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つめ方がアカンなぁ。

鼻から飛び出ちゃってる。鼻血処置かよ。

ぎっしりつめたから、鼻がパンパンになってる。

こんなヤツが棺桶に入っていたら笑いが絶えない愉快な葬式になりますね。

 

 

 

お店の雰囲気も良いし、店員さんの対応もすごく良かったから(予約確認の電話応対の段階で好印象でした)、是非また遊びに行きたいです。

 

そんなこんなで、あの世から帰って来て、こうしてブログをしたためている次第です。

 

 

 

伊達にあの世は見てねぇぜ!!

 

一度、正式に言ってみたかったセリフが、ようやく言えました。

 

 

 


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【七人ミサキ】サンシャイン水族館のお化け​屋敷

今年もサンシャイン水族館と、お化け屋敷プロデューサーの五味さんがコラボしました!

今年のお化け屋敷は「七人ミサキ」

水族館ということもあり、やはり海がらみの内容となっております。

 

【Story】

※毎度のことですが、しっかりしたストーリーは公式サイトでの確認をお願いします。

※以下ほぼ妄想です。

 

七人ミサキ」とは、古くから日本に伝わる怪異の事である。

七人組の亡霊で、海や川などの水辺に現れることが多いらしい。

エンカウントすると、「デス」「ザキ」等の即死系の攻撃を仕掛けてくる恐ろしい連中である。

彼らは独特のパーティ編成システムを導入しており、「呪殺に成功すると、古株の一人がパーティから抜け、呪い殺された者が新たにパーティに加わる」という、常にフレッシュな状態の押し出し方式。

そのため、常に七人をキープしているので、永久的に存在し続けるのだ。

 

新入り「ふええ、呪い殺されちゃったよぅ」

むーちゃん「メソメソしてんじゃねーよ新入り!今から卒業パーティーなんだからね!

新入り「卒業パーティー???」

いっちゃん「みんな、今日で……ぐすっ……私は卒業(成仏)するけど……ぐすっぐすっ……新メンバーを加えて、これからもウチらのグループ『七人★MISAKI』略して7(ナナ)ミサを盛り上げていくんだよ……うわーーん(号泣)」

2~7、涙を浮かべて拍手。

新入り(゚Д゚;)ポカーン

ふーちゃん「いっちゃん、後のことは私たちに任せて!」

いっちゃん「うん……。ふーちゃんはしっかり者だから、安心してリーダーを任せられるよ。みんな、ふーちゃんのこと、支えてあげてね!」

みっちゃん「私たち7人で『七人★MISAKI』だもの!安心して成仏して!」

いっちゃん「みっちゃんはいつもメンバーとグループの事を1番に思ってくれていたよね。その優しい心を忘れないでね」

新入り(人を呪い殺す優しい心ってなんぞや……)

しーちゃん「いっちゃんが抜けても、暗闇ダンス(byFFX2)と呪殺ソングに磨きをかけていくからね」

いっちゃん「しーちゃんは教え上手だから、これから新人さんが入ってきても指導はバッチリだね」

新入り(そんなふざけた技で殺されたんか……)

うーちゃん「いっちゃんの分まで、私たち頑張るから!」

いっちゃん「うーちゃんは頑張り屋さんだもんね。でも、あんまり頑張りすぎちゃダメだよ。自分を大切にね」

新入り(つーか何この女子にありがちな茶番劇は……)

ななちゃん「いっちゃん先輩が抜けたら、メンバーで一番可愛いのはナナになるのね。だからナナは清々してるんだから。悲しく……ないもん……」

いっちゃん「ななちゃんは相変わらずだなぁwwこれからもその『ナナちゃん節』を貫いていくんだよ。ほどほどにね」

新入り(……ななちゃん可愛いな)

むーちゃん「うぅ……ぜんばぁぁい……ぐすっひっく……今までありがどうございまじだぁぁぁ!」

新入り(テメェが一番メソメソしてんじゃねーか。メソメソ通り越してメゾメゾだよ。アルトとソプラノの中間かよ)

いっちゃん「新入りちゃんも、初めの内は慣れないことも多くて大変だと思うけど、頑張ってね」

新入り「いや、もうこの女子特有のノリについていけないっす。……とりあえず、あと7人殺したらこの茶番から解放されんですよね?んじゃ、さっさと7人ぶち殺しましょー――」

むーちゃん「ばっっきゃろおおおおぉぉっっ!!ウチらはなあ、そんな軽い気持ちで7ミサやってねーんだよっ!ウチらはねえ、7ミサに魂かけてんだよおおお!」

新入り「……うん、知ってる。軽い軽くない云々は置いておいて、魂かけてるのは身をもって知ってる」

 

そんなこんなで七人ミサキは活動をしていた――ある時代まで。

 

現代――とある海辺の街。

ここには「七人塚」という塚があった。

あの七人ミサキを封印した塚……と言われている。

七人塚は、七軒の家の女によって代々守られてきた。

1軒で1つの塚を担当し、7軒で7つの塚を守る――

 

「掟をおろそかにしてはならんのじゃ。さもなくば封印が解かれ、七人ミサキの呪いが復活してしまうのじゃ」

 

そんな選ばれし七軒の家に祥子という女がいた。

祥子は同じ使命を持つ他の家の男とデキてしまい、その流れで子どもの方もデキたので、関係各所から大バッシングを受けてしまう。

「同じ使命を持つ家の者同士が交わるなどあってはならぬ!」

「1軒1塚の掟が崩れてしまうわ馬鹿ちんが!」

掟ガー!掟ガー!とか、そんなこんなでボロカスに怒られた祥子は、男と無理やり別れさせられて、挙句の果てに赤ちゃんも取り上げられてしまう。ドイヒー。

 

祥子は七日間泣き続けた後、行動に出た。

一族が最も恐れ最も大切にしている、此度の元凶そのものといえる七人塚。

こんな石コロごときのせいで私の人生めちゃくちゃにされるなんて。

こんなもの無ければいいのに。

私の大切なものを奪っていったあいつらが憎い。

今度はあいつらの大切なものを私が奪ってやる。

呪いがもし本当にあるのなら、それならば――

祥子が何を思い考えたのかは想像に難くない。

祥子は自分の家が守っていた塚をぶっ壊すと、海に身を投げて自殺してしまう。

それから間もなく、「七人ミサキが現れた」という噂とともに、他の塚を守っていた家の女が、一人、また一人と、謎の変死を遂げていった。

一人死ぬとその家で守っていた塚も崩れるという連動システムも備わって。

遂に他の6つの塚全てが崩れてしまう。

「何ということじゃ……ん?あれ?いや待てよ?呪い殺された者は6人……。ということは、祥子が成仏するためには、あともう1人犠牲者が必要ということでは……。でも、もう残された者はおらんしのう……やっべww

最後の呪いは誰に降りかかるのでしょう?それは、あなたかもしれません……。

 

【昨年の話】

今回の七人ミサキの感想の前に、昨年のお話と感想を。

昨年も五味さんコラボで「あやかしの人魚」というお化け屋敷をやっていました。

ちなみに今回の「七人ミサキ」はサンシャイン水族館コラボ第3弾だそうです。

私は昨年からの参戦なので、初代のお化け屋敷に行けていないのが非常に残念です。

「水族館のお化け屋敷って、いったいどんな感じなの?」

「お魚さんたちは大丈夫なの?」

と、不安いっぱいで参戦した記憶があります。

お魚さんたちはもちろん無事でした(たぶん)。

夜なので、睡眠中だったりお化けが苦手なお魚さんたちの水槽には暗幕がかけられていました。

……ただ単に、お化け屋敷側の光の調節だけだったのかもしれないけれど。

 

昨年の探索システムは、こんな感じだったと思う。

①何人か――確か10人以下くらいのグループごとに入場。

物語が流れるヘッドフォンを装着し、水族館内各所に設置されたチェックポイントで、新たな音声を入手し、進んでいく。

音声重視なので、この時点では大きな仕掛けは無く、展示と物語を楽しむのみ。

 

②ヘッドフォンを返却し、いつものお化け屋敷仕様へ。

ここでいくつかの集団がまとめられ、20人くらいに。

 

世界観を楽しむ第一部と、お化け屋敷を楽しむ第二部といった流れです。

普段よりも弱冠暗めの水族館で語られる物語、

一部の水槽に潜むあの女の姿

他にも参加者はたくさんいるのに、ヘッドフォンと暗さのせいか、時折感じる孤独

第一部は他のお化け屋敷とは一際違う演出で、非常に楽しむことができました。

 

もちろん第二部も、色々な仕掛けがあって面白かったです。

「あやかしの人魚」では「鐘が鳴ったら絶対に声を出してはいけない」というイベントもあり、あそこの演出は、今までのお化け屋敷の中でも一番好きな演出でした。

さて、ここからは今後の教訓。

こちらのお化け屋敷は、いくつかのグループをまとめて入場させる集団参加型でした。

そのため、お化け屋敷が苦手な人は、周りにいざという時の生贄仲間がいるので、人を感じられる分、怖さは軽減されていたかと思います。

でも、集団行動のお化け屋敷は集団行動ならではの怖がらせ方を考えて作られていますので「怖いものが苦手」な人にとっては、怖い部類のお化け屋敷だと思います。

「怖いものが苦手。だけど、水族館のお化け屋敷が気になるよー」

と、友人が行くか行くまいか悩んでいて、結局、

「やめとく!手が出そうで怖い!」

と、どこかの部隊にでも所属していたのかのような発言を残して辞退していましたが、あのお化け屋敷は安易に「大丈夫だよ」とは言えない演出でした。

集団行動に関しての演出などは申し分ありません。

しかし、自身の立ち回り方については反省すべき点がありました。

集団行動型のお化け屋敷は、集団の先頭周辺をキープした方がいい

 

入場時に、

「ご自分のペースで夜の水族館を楽しんでくださいね」

と言われたので、お化け屋敷と同時に、ガッツリ夜の水族館を楽しんでいました。

「まだお魚さん起きているんだねー」

「変わった形のお魚さんがいるよー」

「このお魚おいしそうー」

普通に水族館を楽しんでいました。

移動ペースも普通の水族館並み。

お化け屋敷展示もガッツリ観察。

その結果、入場時は先頭だったのに、いつのまにか最後尾――それどころか、集団と離れてしまいました。

 

ところで、集団行動系のお化け屋敷で、効率良く参加者をビビらせる方法はどのような方法でしょうか?

 

「まとめて一気にドカンとぶちかますのが一番でしょうよ。

個別にやっていたら、後ろの人にからくりがわかっちゃいますぜ」

 

USAのお化け屋敷は、前後に人がいる長い列を進んでいく形式で、次に何が来るか見えていたのにもかかわらず、役者さんの演技力もあり相当恐ろしかったので、一概には言えませんが。

 

呑気に展示物を観察するえりんこ一行。

「前の人たちと離れちゃったねー」

 

聞こえてくる鐘の音――

 

……あれ?前の方で何か始まっちゃってる?

 

ヤバイヤバイ!

 

な……

 

なぬーー!!

 

すでに開始されていましたが、危うく一大イベントを逃すところでした。

集団行動型のお化け屋敷は、メインイベントに遅れないよう、適度にサクサク進んだ方が無難です。

ここまでが昨年のあやかしの人魚の話です。

話を戻します。

 

【七人ミサキの感想】

全体の流れは昨年と同様、第一部・第二部に分かれていました。

ただ、今年は館内の要所要所にスタッフさんがいて、人の流れを操作してくれていたので、今回最も懸念していた「イベントに間に合わなくなってしまう」という事態にはなりませんでした。

ですので、安心してお魚さんとお化け屋敷を楽しむことができます。

 

今回のお化け屋敷はミッションがあるみたいで、お友達1グループの中で1人だけ「お札」アイテムを持たされます。

「誰が持つ?……私、持ってもいいかなぁ?」

と、お札権を譲っていただき、

「絶対お札所持者がおいしい展開になるだろう」

とウキウキしながらお札をにぎにぎしていたのですが、話を聞くと「お札を持っている人が助かる」という、攻めではなく守りのアイテムでした。

ということは、お札を持っていない友人は……アデュー

 

では、前置きが長くなりましたが、恒例の「極力ネタバレを控えた『あくまで個人の感想です』な当人にしかわからないであろう意味不明なお化け屋敷レポート」のはじまりでございます。

 

わあー!あんなところに何かいるねー。こっちにもいるよー。今年はお魚さんたち大丈夫かなぁ?そういえば、去年私たちが行った次の日くらいにお魚さんたちが――……何かたくさん並んでるんですど。お魚さんを見ているのかな?他の人たちは後ろを通っているけど、これって前を通るのが正解じゃない?……失礼しゃーす!おお!みんなお顔が違う!(絶対この内の1人は……ドキドキ)……。……。……あ、なんかひきずっとる。

 

「お札を持っている人は××××、持っていない人は××××」

 

グッバイ友よ。お守りアイテムを持っていない彼らはきっとめちゃくちゃ恐い目に遭うんだろうなぁ。良いなぁ。……お?……YOUだあれ?「きゃああああ」「お札をー!お札をー!」お札バンッお札、私のお札をバンッあ、ちょい待って、お札整えるからね。……よし。

 

「みなさんで、こちらの塚を――」

 

はいはいはーーい!……しまった、てっきりみんなで殺し合う勢いで殺到するかと思ってしゃしゃり過ぎてしまった……。……よいしょ。ぬーん。どーん。ちーん。。。

 

しゃしゃり過ぎるという私の悪い癖が出てしまって、思い出す度に落ち込みます。

もうね、気分は昔のシンデレラ城の勇者選びだったんだよ……。

悪もんをわたしが倒すんだー!メダルが欲しいんじゃー!って一生懸命挙手していたあの頃のキッズの心だったんだよ……。

ああ、また「御行奉る」言うの忘れたし……ちーん。

 

ところで今回のお話。

腑に落ちない点がいくつかあります。

 

①他の家の者とくっついてはいけない掟について

塚を守るのは女という掟なんだから、男女がくっついても別によくないですか?

女同士でくっついちゃったら、そりゃあ確かに1軒1塚じゃなくなっちゃうかもしれないですけど。

まさか「女が塚を守る」掟なのに、その家で男しか生んでいないなんて掟破りなことはないだろうし、祥子さんの家の中で他にも女はいるはずですよね。

塚を守る後継者を一人しか用意していないなんてリスキーなこと、もちろんしませんよね?

パンフレットのお話を読んで、鼻息ふんすふんすしていたのですが、ヘッドフォンから流れる物語を聞いて、納得しました。

うん。ばーさんの声で「掟なのだ」って言われたら、

「掟っすもんね。じゃあしゃーないっす!」

って、納得するしかないわ。

お年寄りの言葉って強い。

 

②「祥子を成仏させるには、あと一人足りません。最後の呪いは誰に降りかかるのでしょう?それは――」について

これって七人ミサキですよね?最後も何もなくない?

祥子が成仏したところで、その後ろには新たな7人がいるんだから、終わらなくない?

終わりがないのが七人ミサキですよね。

 

③そもそも「祥子を成仏させるには全部で7人必要」説について

祥子さんは自殺ですよね?

祥子さんが自殺をしたのは七人塚を壊した後ですし、祥子さんの自殺自体が七人ミサキの呪いによるものという可能性はありますが、「祥子さんが七人ミサキに加わった」と判断するのは早計ではないでしょうか。

最悪「七人ミサキの復活+祥子の怨念」のダブルパンチで進行している可能性もありますよね。

ああ、「七人ミサキの中に祥子の姿があった」とかナレーションありましたっけ?私、聞き漏らした?なかったよね?

 

どうでもいいことですが、もし祥子さんが七人ミサキに加わっていた場合……祥子さん、絶対いじめられちゃうよなぁ。

だって、七人ミサキからしてみれば「自分たちを封印していた一族の一人」ですよ。

「警察官が悪さをして刑務所に入ったら、他の囚人たちからいじめられちゃう」という話を、昔、角田課長がしていましたが、今回もそれに近いケースですよね。

 

それにしても、一番気がかりなの……取り上げられた赤ちゃん、どうなっちゃったんだろう(´;ω;`)

親子引き離されちゃっても、どこかで元気に生きているといいな。

……次回作以降で登場しそうな予感もするけど……まさか、ね。

 

 

 

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