東京ドームシティ和ハロウィーン③【ガンガンバトラーズ】

お化け屋敷
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東京ドームシティお化け屋敷第3弾です。

 

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和ハロウィーン スペシャルライド3チケットというアトラクション3回分のチケットを購入した我々は、残りの1枚を何に使うか大いに悩んでいました。

 

私は絶叫系には乗れないし、他のアトラクションはお子ちゃま向けっぽいし、かといって、お化け屋敷にもう1回入るのは……。

いや、別にいいんだけど……でも立て続けに入るのは、内容覚えているし微妙だよなぁ。

別日だったらまだいいけど。

せっかくなら色んなもの乗りたいし……でもなあ……。

 

そんな風に逡巡していた私に友人は「ガンガンシューティングは?」と提案してくれました。

 

 

ガンガンシューティング(笑)

 

 

いかにも、ちんちくりんのお子様ランチなネーミングじゃあないですか。(←失礼)

 

でも、他に行く所ないし、それでいいや。

近くには最初に入った怨霊の金縛り屋敷もあるし、最悪そっちに行けばいいやと、完全にナメきった態度でアトラクションに向かいました。

 

ガンガンシューティングは、いくつか種類があって、その中の一つに「襲い来るピエロを倒せ!」という、めちゃくちゃホラーな内容がありました。

「何これ!めっちゃ面白そう!友はどれがいい?ピエロがいいよね!ピエロにしよう!!」

 

と、180度態度を変えるクソ女。

 

クソ女はアトラクション案内の映像を見て震え始めました。

「え、これってもしかして室内の絶叫系?」

 

ビビったクソ女はスタッフさんに尋ねます。

「これって絶叫系ですか?」

「絶叫系とまではいきませんが、映像に合わせて座席が揺れるので、そういった感覚になる可能性はあります」
「私、スターツアーズもやばいんですよ」

「スターツアーズほどでは……」

 

危うく「じゃあ、昔のミクロアドベンチャーみたいなヤツですか?」と聞きそうになりましたが、たぶん、このスタッフさん世代だとあのミクロアドベンチャーを知らない可能性が高いので、

「やばかったらそれも運命だと諦めます」

 

と、死んだ目をしたところ、

「もし厳しかったら両手を上げてくれれば止めますので」

と言ってくださいました。

 

あれだけガンガンシューティング閣下を笑いものにしていた大人が、ガチでビビリ倒している姿はなんと滑稽なことでしょうか。

 

先に並んでいた、小学生低学年くらいの少年が、

「これ、超恐いヤツだよ(笑)

と、3Dゴーグルを装備しながら話しかけてきました。

 

このクソガk……お子様に舐められてたまるかと、30超えたいい年をした大人は、平静を装います。

「これ、乗ったことあるの?」

「あるよ!さっきも乗ったんだ」
「へぇー。どうだった?」

「ピエロとかね、ポテトヘッドが出てくるよ!」
「ポテトヘッド?……トイ・ストーリーのあれ?」

 

 

 

これ?

 

「そう!まず頭をふっ飛ばすんだけど、下だけで襲ってくるからそれも倒さないといけないんだよ」
「へ、へぇー」

「あとね、巨人も出てくるよ!」

 

 

 

これ?

 

「まじかよ、やべぇな」

「あとねぇ、人は撃っちゃいけないんだよ。撃つとポイント減っちゃうから!」

 

ポイント云々以前に人は撃っちゃダメです

「そうなんだ。さっきは何点だったの?」

「俺?8万点くらい」
「そう……(じゃあ是が非でもその点数は越えてやらんとな!!)」

 

何やかんやで私たちがお化け屋敷に行って来たという話になり、

 

「両方行ったの?次、一緒に行こうよ!」

 

ナンパされました。なんて末恐ろしい少年でしょう。

「もうチケット無いから行けないよ」

「じゃあ、お化け屋敷どんな内容だったか教えてよ」

 

少年に話しかけられまくり、当然のように私の隣に座る少年。

話はかなり脱線しますが、東京ドームシティのお化け屋敷へ行く前に、実は別の施設にも行っていました。

 

その場所とは、相席カフェ。

 

 

 

お化け屋敷の深夜巡回が16時からだったので、それまでの時間どこへ行くか、ギリギリまで次郎ラーメンの総本山と悩んだのですが、

「ニンニク食べて、お化け屋敷入るのは……」

ということで、相席カフェになりました。

「女性はただで飲み食いできる」と聞いていたので、私のような卑しいニンゲンが集まって激混みすると思い、開店時間と同時に突撃したのですが、ガラガラでした

 

店員さんに話を聞くと、15時くらいから人が集まってくるとのこと。

どうやら私のような卑しいニンゲンは世の中そんなに多くないみたいです。

 

まあいいや、女二人でドリンクバーを満喫しようぜ!とサイゼリヤのように居座って、結局現れた男性は1組だけでした。

私の力不足もあり、たいして盛り上がらずにその場は終了しました。

 

話を戻します。

 

何が言いたかったかというと、変にその場を盛り上げようとか意識した大人よりも、純粋に相手に興味を持てる子どもの方が、何倍もコミュニケーション能力に長けていたということです。

正直、相席カフェの1組よりも、この少年との会話の方がめちゃくちゃ盛り上がっていました。

 

まさかこんなところで学べることがあるとは思いもしませんでした。

子どもすげー。

 

「練習の時間がちょっとあって、その後ピエロが出てくるんだよ」
「おい、もうすぐ始まるから静かに」

「人は撃っちゃダメだよ」
「黙れ」

「出てきたー!」
「SHIーーッ!!」

 

子どもを静かにさせるには、言葉よりも「しー」の方が効果があることがわかりました。

 

(ちなみに、少年の保護者はアトラクション入り口付近のベンチにいたようです)

 

……これでようやく本気が出せる。

今こそ修行の成果を見せる時!

 

新一君風に言うと、
「ガキの頃、ばーちゃんち(の近くのゲーセンのシューティングゲーム)で修行したんだ」

です。

 

おりゃああああああああっ!!

 

座席の揺れとかビビッていましたが、ガタガタ揺れるくらいで、タマヒュンほどの感覚は無かったです。

 

……マジでポテトヘッド出てきやがった!

ああ……ほんまに巨人や……。

少年の言っていた通りでした。

彼の伝える能力には脱帽です。

そして、両腕が疲れるくらい本気を出した私の点数は、13万台

 

私の戦闘力は13万です。

 

そして参加者(4人)の順位も発表されます。

もちろん、私が1位です。

 

「私が1位なのよっ!」

 

と、ドヤ顔をキめる地獄のエリンコ

 

さて、ゲームも終わったし、この後少年に「お化け屋敷の話聞かせてよ」とかまた付きまとわれることになるのね、やれやれだわ。

なんて考えていたら、少年はさっさとお母さんの元へ走り去っていきました。

 

(゚Д゚;)……弄ばれた。……あんな子どもに。

 

東京ドームシティ内のサーティワンでいただいたハロウィン限定アイス。

かぼちゃ猫のクッキーが可愛い。

 

 

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