血バサミ女の観覧車へ一緒に行った友人と、その翌日に都内のお化け屋敷巡りをしてきました。
今回訪れたのは……
①よみうりランド【ひゅーどろ/迷音鈴】
★休憩★SIREN展
②東京タワー【東京タワーの赤い鎖 怨念の地下屋敷】
③ナンジャタウン【ひき子さん・ザ・ライド】
※ナンジャタウンには他にも2種お化け屋敷があったけれど、混み過ぎていて乗れなかった。。。
もうね、色々と笑えてくる……
移動距離は長いし、
プールにも行かずに、お化け屋敷だけのためによみうりランドに行くとか阿呆過ぎだし、
そういえばこれまで東京タワーに登ったことがなくて、今回初めての東京タワーが、展望台にも行かずに地下のお化け屋敷だけとか、
色々と残念だ。
でも、プールに行ったり展望台に登ったりしていたら、期間限定のお化け屋敷に行く機会を逃してしまう!
「お化け屋敷がメイン」の旅なので、1日にたくさん巡れて、これはこれで有意義でしたぞ。
【よみうりらんど ひゅーどろ/迷音鈴】
初めてよみうりランドへ行ってきました。
京王よみうりランド駅からよみうりランドまでは結構距離が離れています。
地図を見たときに「サマーランドみたいにタクシー使うか……」としょんぼりしていたのですが、調べてみたらバスもあるし、ゴンドラもあったので、楽に行くことができました。
ゴンドラってすごくない?
駅からの移動中も遊園地の雰囲気を味わえて、最高でした。
ちなみに、ゴンドラ内の暑さも最高でした。
(無料でうちわがもらえます)
帰りのゴンドラから撮影。
◆ストーリー◆
※正しい物語は公式サイトをご覧ください。
※下記の内容はほぼ妄想です。
昔々、あるところに山賊がいたそうな。
山賊がたまり場として使っている山奥の宿には、鈴子(りんこ)という美しい娘がひとりで切り盛りしていた。すげぇ。
当時は「反社会勢力とのなんちゃらかんちゃら」なコンプライアンスなどがたぶんなかったので、鈴子を責めないでほしい。
山賊メンバーの清二(せいじ)――せいじ、青司……ああ、あの館の……とは違う――は静かな男で、どんちゃん騒ぎをする山賊たちの中でもちょっと浮いた存在。
でも、山賊仲間からはしっかりと認められている存在。
……あれだ。マンガとかでよくある「仲間だけどあんまり馴れ合わないクールキャラ」だったのだろう。
浦飯チームの飛影とか、湘北バスケ部の流川君とか、ボンゴレファミリーの雲雀さんとか、きっとそんなヤツ。
で、そんな鈴子ちゃんと清二君は惹かれ合って、清二君は決意する。
「俺、堅気になって鈴子ちゃんと一緒になる!」
清二君は「めおと鈴」という女子が好みそうな恋愛アイテムを用意して、最後の仕事(犯罪)に出かけた。
しかし、家主の寝室に忍び込んだ時、清二君はうっかりめおと鈴を落としてしまう。
鳴り響く鈴の音。
目覚める家主。
召喚される家来たち。(金持ちの家だった)
逃げる山賊たち……
山賊A「てめコラ清二!仕事中は音の鳴るもん持ち歩くんじゃねぇ!スマホもサイレントじゃなくて電源ごと切れって常日頃から言ってんだろうが!ああん!?」
山賊B「つーかその鈴なんなんすかー?俺のかーちゃんが財布に付けてたやつに激似なんすけどーww」
山賊C「あ!俺のママ……お袋も付けてた!懐かしいなぁ」
山賊B「ちょww鈴、流行りすぎじゃないすかwwどこかのお土産っすか?」
山賊C「いや、確か『めおと鈴』とかいう恋愛アイテムらしい」
山賊B「何でそんなもん、清二さんが持ってんすか?」
山賊A「てめぇ……鈴子か?……わかってんのか?俺たちは賊なんだぞ?コンプライアンス違反者なんだぞ?」
山賊B「そーいえば、こないだTwitterで『めおと鈴ゲッチュ(●´Д`人´Д`●)これでR子タンにプロポーズ大作戦するンゴ(-ω☆)賊抜けして温かい家庭を作るンゴ(ノ゚д゚)ノウオォォォォッ』ってツイートが大炎上してヤホーニュースに乗ってましたけど、あれって清二さんすか?」
山賊A「んだとテメェ!うちはSNS禁止っつったろ!仕事の情報漏らされたらたまんねえからって――」
山賊C「抜けんの?清二君。……君はうちのグループを抜ける気なの?」
山賊D「裏切り者!抜けるだけならまだしも、そんなくだらねぇ鈴でここ一番の大仕事を台無しにしやがって!」
山賊∞「そうだそうだ!」
山賊E「今回の金持ち屋敷はこれまでにない大儲けのチャンスだったんだぞ!どうしてくれる!これで何も気にせずガチャ回しまくれるはずだったのに!死ね!」
山賊∞「死ね!」
そんなこんなでフルボッコにされる清二君。
そこに現れる鈴子ちゃん。
清二君は瀕死のHPバー真っ赤のピコーンピコーン状態で鈴を取り出し、
「いっしょに……なろう……」
――ご臨終。
で、山賊たちは怒り泣き叫ぶ鈴子ちゃんを木に縛り付けて放置。
鈴子ちゃんはそのままミイラになりましたとさ。
山賊たちはその後も宿をアジトとして使い続けた。
おもしろがって清二の鈴をりんりん鳴らす者もいた。
……しかし、鈴を鳴らす度に仲間がひとり、またひとりとミイラになって死んでしまった。
すげぇ、死んでミイラになったんじゃなくて、ミイラになって死んじゃったんだ。
ミイラって作るのに時間かかるよね。時短でミイラ製造とか、金狼かよ!
(銀狼怪奇ファイルまた見たいよぉ。BR化してくれよぉ!)
山賊「これは鈴子の呪いだ!」
銀狼「呪いなんかねーよ。これは金r――」
山賊「鈴子の呪いだ!逃げろーー!!」
そしてこの宿からは誰もいなくなった――
……と、謎の妄想スイッチが入ってしまい、申し訳ない。
本当は1日分をひとつの記事に詰め込もうと思ったんだけどなぁ。
で、我々挑戦者は、お化け屋敷受付でスタッフさんから鈴を受け取ることとなる。
スタッフさん「鈴子に、このめおと鈴を届けてあげてください。ただし、この鈴を鳴らした者はミイラになってしまうといわれています。……くれぐれも鈴は鳴らさないように……」
そんな危険アイテムを入手し、ぶんぶん振り回すえりんこ馬鹿。
半年早いけれど、気分はクリスマスだ。ジングルベルだ。
スタッフさん「中には階段もありますので、気を付けて進んでください」
階段……だと?
その2文字を聞いてどよめく参加者一同。
階段があるお化け屋敷なんて戦慄迷宮くらいかと思っていたよ。
見た目は建物小さかったのに、中は広いのか……。
で、恒例の「極力ネタバレを控えた『あくまで個人の感想です』な当人にしかわからないであろう意味不明なお化け屋敷レポート」は……
おお、ミイラだ。どんどん!ばんばん!ドアが二つ、どっちだ?え、こっちじゃないぽい。なんか厠ぽいしなんかおるし。……じゃあこっちか?……本当に階段あったよ!すげぇー!!どんどんばんばん!……ここに鈴を置くのか。ほれ。「ありがとう」
最後にお礼を言ってもらえるので、ただ歩いていただけなのに良い気分でお化け屋敷を出られました。
「ありがとう」とかのお礼の言葉って大事だなと思いました。
これを書いてから気が付いた。
鈴をもらってからジングルベルベルして遊んでいたけれど、
りん――と鈴を鳴らしてから「おんぎょうしたてまつる」
って言って遊べば良かったよ。
又市さんごっこをすれば良かったよ。
最後のところなんてベストスポットじゃん。
くそう。
東京お化け屋敷巡り②に続く。
コメント