りんごの薔薇タルトとぱろぷんてカード

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ヨーグルトを使ったタルトフィリングを研究したいと思っていた。

 

むかーし昔、Once upon a timeのことである。

って言っても大学生の頃だから、数年前。

学生時代を「昔」と思うなんて、わしも歳を取ったもんじゃのう。

 

えりんこ言うても29歳じゃて

 

がはははは!

げふんげふんっ……(´・c_・`)

 

……で、過去に黄桃を使ったひまわりタルトを作ったことがあるのね。

 

見てくれはまぁまぁだけれど、フィリングがめちゃくちゃで、納得のいく出来映えではなかったのだ。

 

私は手書きのレシピ帳を作っているのだけれど、そんなわけだから、このレシピのフィリング部分は空白のままになっている。

 

空白のままなのは気持ちが悪い。

 

テトリスで、間違えて落として作ってしまった無駄な空間くらい気持ち悪い。

このままだと上まで積み重なってゲームオーバーになっちゃう。

それはアカン!

 

だから、フィリングレシピをどうにかしなければならない。

悩む頭の中で、流れ始めたコロベイニキが離れなくなっている。

 

てーてて てーてて てーてーてーてて てーてーてーてて てーてーてー

 

うわああぁぁぁっ!

文字にするとゲシュタルト崩壊する!

 

ゲシュタルト……タルト……そうだ、タルトだ!

タルトの話だ!

 

他のタルトでは、カスタードクリームをフィリングにすることが多かったけれど、見た目がひまわりだから、夏っぽくさっぱりした感じのフィリングがいい。

尚且つ、切り分ける時にべちゃべちゃしない、固めのフィリングだとよい。

 

そうだ!ヨーグルトをムースみたいに固めよう!

レモンも加えてサッパリ感UPだ!

 

ってことで、週末のおやつはタルトにしようと計画を立てたのね。

 

で、どうせ作るならデコレーションもしっかりして、ブログにでも載せようと企んでいた。

最近たいしたネタもなかったから、ちょうど良いや、と。

 

どんなデコレーションにしようかなあと考えて、思い出した。

「そういえば、りんごの薔薇をたくさん敷き詰めたタルトかパイを作りたいと思っていたなぁ」

 

デコレーションは決まった。

 

あとは本番出たとこ勝負で作るだけだ。

その日は家族と回転寿司に行く予定で、帰りに食材を買って帰る予定だった。

何故、回転寿司に行くことになったかというと、先日の父の日に話は遡る。

 

 

 

――父の日――

 

「やっべ!今日は父の日じゃん!2日前くらいまでは覚えていたのに」

 

だいたい、父の日って影が薄いんだよなあ。

 

子どもの頃もさ、母の日でおこづかい使い果たしちゃうよね。

それで、やりきった感出てさ、翌月やってくる父の日を思い出して、

「またおこづかい貯め直さなきゃいけないのか」

って、これまでの苦労が甦るの。

まーた、お手伝いしておこづかい貯め直さなきゃって……きこちゃんスマイルのきこちゃんかww

(注:エピソードとキャラクターの風貌は覚えていたけれど、タイトルが思い出せなくて30分くらい苦労しました)

 

それにさ、母の日はカーネーションという、お子様にもお手頃価格のアイテムがあるのにさ、父の日ってお手頃価格のアイテム無くない?

ネクタイなんて、小学生低学年が買えるかっての。

 

今はネクタイくらい買える財力はあるけど、当時は「なかよし」の付録の父の日用の○○券(肩叩き券とかお手伝い券)でお茶を濁していたっけ。

 

懐かしいな~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからこんなの作ったよ。

 

父「何じゃこりゃ」

え「父の日のプレゼント」

父「くら寿司って何?」

え「そこに書いてある所に、えりんこ様が一緒に行ってあげるという、夢のようなチケットだよ。嬉しいね」

父「……あぁ、ごちそうしてくれ――」

え「はあ?」

父「……漱石って……?」

え「うふふふ」

 

さすがにこんなクソチケットだけなのは鬼だと思うので、漱石は漱石を進呈します。

 

要は、ただ単に現金を渡すよりも遊び心を持たせ、親子の交流を計ろうとしたお茶目アイテムなのです。

 

しかし、しくじったな。

ブログに載せるなら「諭吉」にしておけばよかった。

ブログ用は「諭吉」で、実際に渡すのは「漱石」にしておけばよかったしん!

考えが最悪だな!

 

 

 

それにしても、父の日って本当に影が薄い。

我が家は特にそうなのだ。

だって、5月の母の日と、6月の母の誕生日に挟まれて――

 

 

 

――母の誕生日……だと?

 

 

 

あれ?

 

母の誕生日って……ケーキ作ろうとしている日じゃん!

 

 

 

……ちょうど良い。

 

 

 

 

 

 

 

「お母さん、誕生日おめでとう!」

母は薔薇も蔵馬も好きだからちょうど良かった。

 

 

 


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