ずっと気になっていた映画がある。
ザ・チャイルド(1976)というスペインのホラー映画。
邦題は全然ホラーな印象はないけれど、英題が、
Who can kill a child?¨(誰が子どもを殺せるのか?)
という、倫理的に不安を煽るようなタイトル。
内容は、ゾンビ映画の「ゾンビ」がそのまま「子ども」に置き換えられた内容(らしい)。
子どものゾンビじゃなくて、知性のある普通の子どもが大人を次々とぶっ殺していくというパニックストーリー。
ピーターパンがはっちゃけたらこんなことをするんだろうな。
『ゾンビスクール(2014)』の時は、襲ってくるのは、ゾンビになった子どもだったので、
「だってもうお前らゾンビじゃん。しゃーないよね。ブルルァァァァッ!」
って反撃に移るメンタルは、まだ作りやすそうだったけれども、
「見た目も中身も普通の子ども。ただ違うのは、大人を容赦なくぶっ殺していくだけ」
そんな子どもたちを止められますか?殺せますか?
そんな葛藤を起こしちゃうような、優しい心を持った大人たちが主人公らしい。
で、この映画。
過去に日本でも出回っていたらしいのだけれども、現在は廃盤になってしまっている。
2012年のメキシコでのリメイク版はあるようだけれど、オリジナル版は、ひっじょーーうに入手困難だったのだ。
もしかしたら、友情と努力とお金さえあれば簡単に入手する術はあったのかもしれないけれど、私にそこまでの情熱はなかった。
そんな私の元に、とある映画通の方が連絡をくださった。
「7月にアメリカで特典映像盛りだくさんで販売するみたいだよ!もちろん、日本語はないけどね。1年くらいしたら日本でも販売されるだろうか?日本版を期待して待つか買ってしまうか……」
それが昨日のことである。
そして今日。
「予約購入しました。ちなみに2,000円台(送料別)」
ええええ!そんなに安いんですか?
5,000円くらいするかと思いました!
「日本からの予約が殺到しそうだから早めに予約しました」
……どこ経由でご購入されるのですか?
教えてくださいいいい!
と、輸入経路を教えていただき、家に帰って早速予約購入しちゃいました。
商品説明を見ると、英語字幕はあるらしい。
英語字幕があるなら、まだ何とかなるか……。
と、TOEICを「トエイック」と言い続けているえりんこが大口を叩いていますよ。
ということで、英語のお勉強がんばります。
夏にはBR届くけれど、観るのはいったいいつになるやら。
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