11月のプールは超穴場だった

日記
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前回のあらすじ――

 

誕生日プレゼントをきっかけに、自分がODEBUであることを知ったえりんこ。

「ハロウィンパーティーのごちそうで、さらに家畜の道に拍車がかかったかww

おのれ収穫祭め……。

このままでは完全な豚になる日そう遠くないと悟ったえりんこは、

「とりあえず、水の中で大はしゃぎしていたら痩せんだろ?」

と、プールへ遊びに修行しに行くことに。

 

「三十路越えじゃなくて、三十路肥えになっちゃう!そんなの絶対に嫌だ!!」

 

次回、えりんこ言うても三十路越え

「えりんこ、市民プールでultra soul熱唱!!」

この後すぐ!

絶対に見てくれよな!

 

 

 

 

 

 

 

今回私が訪れたのは某県某市の市民プール。

プールといっても、室内の温水プールなので、季節関係なく遊び倒すことができる夢のアミューズメント施設です。

 

とはいえ世間一般では、水遊び=夏という認識が強いようで、お客さんの姿はまばらでした。

健康のためにウォーキングしているおじーさん、何らかのトレーニングに来ているおにーさん、水泳の練習をしている親子たち。

そして――

「早く流れるプールに入ろうぜ!準備運動は流れながらやりゃあいいよね!ラジオ体操はーじめーるよーー!!」

異様にテンションの高い三十路越え女たち。

 

11月の流れるプールはほとんど人がいなくて、反対側の岸まで両手両足を広げながら人間手裏剣とか馬鹿な事を言いながら移動しても誰にもぶつかりません。

というか、本当に誰もいません。だから馬鹿なことができるのです。

夏の流れるプールでは考えられません。

秋冬のプールは、めっちゃオススメです。

 

今回、私には二つの目的がありました。

一つは、とにかく大暴れして脂肪を燃焼させること。

もう一つは、クロールで息継ぎできるようになること。

 

クロールっぽい泳ぎはできるのですが、息継ぎができないので、泳げてもせいぜい十数メートルのみ。

こんなんじゃ、いつまでも初心者用レーンでバシャバシャ暴れているだけ。

 

四角いプールでひたすら真っ直ぐ泳ぎ続け、己が決めた距離を泳ぎきり、短時間で去っていく――

そんなスタイリッシュなプールライフを送りたいものです。

いつまでも途中で立ち止まってハアハア呼吸を整えてなんていられません。

そう、私はマグロになりたいのだ!

 

しかし全然思うようにいかない……。

それでも、泳ぐ上でダメな部分は小さい頃と違って客観的にわかるようにはなっていました。

 

まず、そもそも水中で息を吐くことすらできない。

鼻から息を吐いているのに「あれ、私の鼻の穴ってもう2つ付いていたっけ?」ってくらい鼻に水が入っている。

泳いでいる時に、頭は水中に入っているのに、正面を見てしまっているからだとすぐに気が付いて、下の方に顔を向けたら鼻に水が入ってくることは無くなりました

 

息を吸おうと顔をあげると、口に水が入ってくる。

きっと息を吸うタイミングが早いんだ

 

そんな感じで、本当に初歩的なことだけれど、少しずつ成長を感じていました。

それでも、呼吸のタイミングを掴むことがなかなかできない

25m泳ぎきっている友人がうらやましい。

私も25m足をつけないで泳ぎきりたい。

 

――息継ぎができないなら、ずっと顔を水面に上げていればいいじゃない。

 

私には犬掻きがあるじゃないか。

 

ええ、泳ぎきってやりましたよ。

犬掻きで25m。

2回も!

 

それなりの達成感を得ることはできたが、息継ぎはできないまま。

どうしたものか……そうだ!水中で歌えばいいんだ!

それなら息も吐ききれるし、息を吸う時間も一瞬でいけるはず!

 

そんな安直な考えで歌います

選曲は、気分だけは一丁前にB’zultra soulです。

 

前奏を水上で口ずさんで、大きく息を吸って水中へ。

「ごぼごぼごぼぼごぼ(どれだけがんばりゃいい)」

ぷはっ!

おお!呼吸のタイミングが掴みやすいぞ!

クロールの腕の動きと合わせるのが、めちゃくそ難しいけど!

このまま1曲歌いきるぜ!!

 

とはいえ、歌と息継ぎに集中して顔の向きが疎かになって鼻に水が入ったり、タイミングが合わなかったりして、途中で何度も足を着けながらになってしまいましたが。

ちょうど友人とすれ違うタイミングで1番のサビの最後「ウルトラソウッ Hi!」を全力でキメて、立ち止まる私。

 

しまった、私としたことが……

 

……2番の歌詞が全くわからない。

 

 

 

いや、最近ultra soul歌っていなかったし。

私、B’zの歌はYou&Iの方が歌う率高いし。ゴメンナサイ。

 

ならば知っている曲で仕切り直そうかと、とりあえずプール端まで移動しようと潜ったが――

 

 

 

……つーか、疲れた。

腕が上がらないし、水をかけない……

 

……クソッ。

日頃の体力づくりができていないのが、こんな形で現れるとは。

 

でも、もう少し……バタ足だけでもして、太もものお肉を刺激しないと……!

 

 

 

――どれだけがんばりゃいい、誰かのためなの?

 

 

自分のためじゃあああああっ!!

 

 

 

わかっているのに、思いは揺らぐ――

 

 

疲れたから、そろそろ帰ろう。

 

 

 

11月は予定を詰め込みすぎてしまったので、次にプールに行けるとしたら、12月か1月だなぁ。

プール以外のトレーニングも考えないとな。

 

 

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