ネイルと敵襲来

日記
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旅行に行くから、久しぶりにネイルをしてみましたの。

 

前日の夜に全てをやるのは大変だから、ベースネイルを前々日に、残りの装飾を前日に施すことにしました。

 

私の仕事はそんなにお堅いお仕事ではないので、ネイルくらい……ラインストーンの一つや二つくらい、たぶん大丈夫。

 

ちょっとビビりながらも、そこまで派手じゃない感じに爪を塗り塗り。

爪を長くするのは好きではないので、短い爪でも可愛い(らしい)逆フレンチネイル。

 

親指と薬指にある変な模様は、何だと思いますか?

 

 

 

……。

 

 

 

……。

 

 

 

……水面模様のつもりです。

 

やっぱり手書きだと何だかわからん謎の模様になっちゃいましたね。

 

「ドロップネイル」という方法だと、キレイな水面模様が作れるみたいなのですが、何回か試してみて失敗しちゃったので、手書きという強行手段に出ました。

 

 

 

母に「何に見える?」と聞いたところ、

「……白鳥?」

 

誰がロールシャッハテストをしろと言った。

 

 

 

あーあ。

 

ヘンテコネイルで仕事するの嫌だなぁ。

 

営業の大先輩の目に触れる機会があったけど、幸いにも何も言われずスルーされました。

てっきり、

「テメェ浮かれてんじゃねぇぞ。どうせ塗るんなら、そんな汚ねぇ塗り方してんじゃねぇ。はみ出たカラーは綿棒使って落とせや」

とかとか、怒られるかと思っていた。

 

けど、スルーはスルーで寂しいなぁ。

 

えりんこさんが珍しくネイルしているんですよ!

「何塗ってやがる」

でもいいから気が付いてくださいよ!←面倒臭い女

 

でも、気が付いていない訳はないはずだから、やっぱスルーしたということは、ガチでアカンかったのだろうか……。

 

 

 

次はもっと地味目なネイルにしておこー。

 

 

 

そんなこんなで、早めに帰って完成させたネイルがこちら↓↓

水面模様をちょこっと修正して、ストーンを乗せました!

 

やっぱ、マリンモチーフがあると小汚ねぇ模様も、それっぽく見えますね(*´∀`)

 

旅先で友人に水面模様だと分かってもらえました(*^¬^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【warning!】

 

以下、みんなが嫌いなあいつの話題になるよ!

「G」「テカテカ」「黒光り」「呂布」という言葉に少しでも恐怖を感じる方はスクロール禁止!

 

……ごめんなさい。

やっぱり「呂布」は外します。

 

だって、人類で奉先様を恐れない者などおりませんものね。

 

【warning】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成したネイルの写真を取った後、

「さぁて、夕食を食べてさっさと寝るかな」

と、お部屋を出た時、それは現れた

 

部屋の扉を閉め、ドアノブを掴んでいた左腕に何かが降ってきた

 

カサッと一瞬感じた、枯れ葉のようなもの。

枯れ葉にしては小さめだが、アレにしては大きめのものが、私の左腕をバウンドして廊下の角に着地した。

 

カサカサと動くそいつはあいつだった

 

あいつだよ、あいつ

 

設置型の罠を仕掛けてから、ここ最近姿を見せないと思っていた矢先だぜ。

 

何も旅行前に現れなくても良いじゃないか。

そういえば、初めて私の部屋に現れたのも、旅行の前日だったか。

何だよ、見送りのつもりかよ。

いらねぇよ、お前の見送りなんか。

仕方ねぇから、先にお前を見送ってやるよ……

 

 

 

 

 

あの世へな!

 

 

 

しかし、ここで私は自分が不利な状況だということに気が付いた。

 

せっかく作ったネイルはまだ完全に乾いていない。

速乾スプレーで仕上げたので、表面は触っても平気だけれど、ヤツを仕留めた後に念入りに手を洗うのは危険だ。

 

ヤツめ。この時を狙いやがったな。

 

 

 

 

 

話は少し変わるが、私には今年度達成したい目標がある。

 

「Gを素手で仕留められるようになる!」

 

オーケー。自分がクレイジーなことを言っているのは百も承知さベイベ(*^¬^*)

 

別にヤツを素手で握り潰して感触を楽しみたい訳じゃないんだ。

 

要はそんなことができるくらいの、ヤツに遭遇してもビビらない精神力と、如何なる状況でもヤツを逃がさず仕留められる冷静さを身に付けたいのだ。

 

それにさ、富江だってアヤツを素手で掴んで美しく笑っていたし

※映画の富江(1999)です。菅野美穂さんがつまんでいたのは、キレイな環境で育てられた子らしいです。

 

富江みたいになりたいじゃん。

女の子の憧れじゃん。

だって素手でアヤツを掴めるんだよ。

憧れちゃうわ。

 

そんな目標を掲げた2018年度。

 

願いは十回、口にすると叶うと言うし、私は春先ヤツらに宣戦布告したのよ。

 

「次私の目の前に現れてみやがれクソ虫どもめ!ぶっ殺してやるからな!テメェら覚悟しろよ!」

 

そんな怒鳴り声を上げて家中を練り歩いたのは記憶に新しい。

 

 

 

そのせいか、ヤツらもこちらを挑発するようになった。

 

私の宣戦布告後、しばらくなりを潜めていたヤツらだったが、一度だけ現れたことがある。

 

お部屋の中でも洗濯物を引っ掛けられるようにできるロープがあるのよ。

ちょうどね、私の頭がかするくらいの高さなのね。

ある日のこと、その下を通った私の頭近くで聞こえてきたのよ……。

 

 

 

 

 

カサカサカサカサッって。

 

うん、ビックリして見上げたよね。

 

そしたら、いたよね。

 

綱渡りしていたよ。

 

たまげたよね。

 

 

 

もちろん殺したさー。

 

 

 

母がね。

 

だって、こちとらビックリし過ぎて戦意喪失だよ。

 

あいつらまじで、とんでもない知能を持っているよね。

人語を解するだけじゃなく、どうやったら相手へ効果的にダメージを与えられるか、絶対に考えていやがる。

 

ヤツらから、そんなこんなの屈辱を受けていたので「次こそは必ず……!」と決意を新たにしていたのだが、タイミングが悪すぎた。

 

廊下には障害物もヤツらが隠れるスペースも無く、仕留めるには絶好のロケーションである。

 

しかし、ネイル塗り立ての今はタイミングが悪すぎた。

 

廊下には武器になりそうなアイテムなど転がっていない。

 

ヤツめ。

「手も足も出ぇへんやろ?」と、悠々と歩いていやがる。ふぁっきゅー。

 

 

 

……ええ。

 

 

 

もちろん殺しましたよ。

 

 

 

 

 

母がね!

 

 

 

(‘A`)「ママーー!」

 

これが私の究極召喚だ。

 

(次こそは)私、を倒します。必ず倒します
(脳内BGM:ザナルカンドにて)

 

でも、どちらかというと私は「召喚士」よりも「ソルジャー」の方に憧れていました。
※今はもっぱら神羅が大好きですが。

 

そういえば小学生時代は、よくホウキを頭上でくるくる回してから背中へキメッのポーズをよくやっていたっけ。

 

当時は我が家にヤツらは全くおらず、現れるのは学校だけ。

ヤツが現れると、ホウキを装備して戦いに行っていたっけ……懐かしい。

※学校では勇敢に戦えていた。不思議。

 

 

 

「次こそは素手で……!」

母「汚いからやめなさい」

 

 

 

私の目標が達成できるのは、いったいいつになることやら……。

 

命のやり取りでは勝てたけれど、メンタル面では完全に負けたわ。

でも私は、
めげない!しょげない!泣いちゃダメー!
の精神でがんばります。

 

「俺たちの戦いは、まだ始まったばかりだ!」

 

――えりんこ先生の次回作にご期待ください。

 

 

 

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