ところで、『チェンジリング』(2008)という映画も見ました。
そもそも、前回の『チェンジリング』(1980)を買おうとして、間違えて買ってしまった映画なのです。
映画を選ぶ時は制作年をしっかり確認しなければいけないと、勉強になりました。
映画はリメイク作品多いからね。
みなさんも気を付けてください。
で、見るまでずっと『チェンジリング』(1980)のリメイク作品かと思っていたけれど、全くの別物でした。
シリーズモノだけど物語がちょっと変更されているとか、続編とか……そうじゃなくて、完全に無関係。
ピカチュウとライチュウくらいの違いかと思ったら、ピカチュウとジバニャンくらい無関係だった。
【そんなジバニャンのあらすじ】
1928年ロサンゼルス。
シングルマザーのクリスティンが仕事に行っている間に、息子のウォルターが行方不明になる。
クリスティンはすぐに警察へ連絡するが、
「どこかで遊んでいる可能性が高い。24時間経たないと警察は動けましぇーんヽ(´ー`)ノ」
と、クソ対応を受ける。
こんなんだから、この時代の警察は市民から嫌われている。
その後、ようやく警察も動き出してから数ヶ月。
クリスティンは警察から「息子さんを見付けましたぞ」と連絡を受ける。
この頃にはマスコミもこの事件を大きく取り上げていて、親子の感動の再会現場に集まった。
そして現れるウォルター――
警察「警察のお手柄で事件解決ですな」
クリスティン「……。」
警察「警察の対応良かったってマスコミに言ってね」
クリスティン「ちゃう……」
クリスティン「この子、息子とちゃうわ」
目の前に現れた子どもは全くの別人。
我が子を間違えるわけがない。
そう断言するクリスティンに警察は、
「数ヶ月も離れていたし、動揺しているんですよ。ほれ、子どもの成長って早いし。とりあえず、事件解決ってことで!」
と、クリスティンの話を信じようとしない。
警察に言いくるめられて、クリスティンも「もしかしたら自分がおかしいのかも」と思い、偽物を連れて帰るのだが、やっぱり偽物は偽物としか思えない。
異なる身体的特徴も多々あるし、絶対こいつは偽物だ!
再度警察へ向かうが、
「しばらく一人の生活を送って、息子が邪魔になったんだろう。育児放棄だ!」
と、何も信じてもらえない。
偽物はいつまで経っても正体を明かそうとしないし、警察は相手にしてくれないし、何より本物のウォルターが心配でたまらない。
クリスティンは、息子の学校や歯医者さんにも証言してもらうべく動き回る。
みんな「この子はウォルターじゃない」って断言してくれているし、あとは明日マスコミに話すだけ――
しかし、クリスティンの不穏な動きを嗅ぎ付けた警察は、クリスティンを病院にぶち込んでしまった。
クリスティンはどうなってしまうのか?
ウォルター君はどこで何をしているのか?
(´;ω;`)ブワッ
【感想】
何が一番怖いってこの話、実話らしいんですよ。
DNA鑑定が簡単にできちゃう今の時代では考えられないけれども。
今の時代の日本に生まれて本当に良かった。
警察の対応が、
「逆らう者は病院送り、わるもんと思えば皆殺し★」
と、清々しいほどのクズっぷり。
これがフィクションだったら何も思わないのだけれど、実話というから笑えない。
どこまで脚色したのかはわからないけれど。
内村刑事部長や中園参事官なんかが可愛く思える。
録画したまま溜まっている相棒、今年度中には追いつかなきゃ(´・ω・`)
こういう家族愛を扱う作品は、(´;ω;`)ブワッしちゃうから苦手だ。
嫌いじゃないけど、(´;ω;`)ブワッしちゃう。
そういえば『ポルターガイスト』(1982)を観た時も(´;ω;`)ブワッしちゃったなぁ。
最後のあの1文で、完全にやられましたわ。
ああ、次に観るホラーは完全フィクションの笑えるホラーだと良いな……。
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